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結婚指輪の相場は?予算や選ぶポイントなどを解説!

2022.08.29 TOPICS

結婚の証となる結婚指輪は、一生身につけるものです。購入後に失敗しないよう、ふたりの納得のいく結婚指輪を選びたいですよね。

とはいえ、いざ購入するとなると、予算やデザイン、ブランドなどに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、結婚指輪の相場から選び方や購入する際に気を付けるポイントを解説します。

これから結婚指輪を購入する際に参考になる話ばかりですので、ぜひ最後までご覧ください。

結婚指輪の相場一覧

現在の婚約指輪の平均購入金額相場は、夫婦ふたりで20万円〜25万円ほどとなっています。ここではもう少し詳しく、条件別の相場について紹介します。

  • 男女別
  • 年代別
  • 年収別
  • 既製品かオーダー品か

男女別

最初に、男女別の結婚指輪の相場をみてみましょう。

  • 男性平均:約12.3万円
  • 女性平均:約14.6万円

金額は、女性がやや高い傾向となっています。

理由としては、宝石の数があげられます。女性はダイヤモンドといった宝石がついた結婚指輪を選ぶ割合が男性より高いためです。男性の結婚指輪は宝石がついていないシンプルなデザインが多いのに対し、女性の結婚指輪は宝石が入ったデザインのものが多いためにこのような結果になっています。

また、婚約指輪を買っていない分、結婚指輪を奮発して買う女性もなかにはいるようです。

ただ、男性の結婚指輪のほうがボリュームがあり、指輪によっては高い場合もあるため、価格は選ぶデザインにもよります。

年代別

結婚指輪は年代別にみると多少の開きはあるものの、20〜25万円あたりがもっとも多い傾向にあります。平均値では、35歳以上の購入価格帯が他の年代より下がっています。

結婚指輪にお金をできるだけかけたくないという価値観をもつ夫婦がいる一方で、収入もあがり金銭的余裕もあるためか、他の年代よりも50万円以上の高価格帯の結婚指輪を購入する夫婦も多くいます。

現在は、ファッションやライフスタイルが多様化しており、さまざまな夫婦の価値観で結婚指輪を選ぶようです。

1位2位3位
24歳以下20~25万円未満30~35万円未満15~20万円未満
25~29歳20~25万円未満25~30万円未満30~35万円未満
30歳~34歳20~25万円未満25~30万円未満30~35万円未満
35歳以上20~25万円未満15~20万円未満25~30万円未満
 ※参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2021 報告書(首都圏)

年収別

日本人の平均年収は経済協力開発機構(OECD)445万円が2022年3月に公表した情報によると1人当たり445万円となっています。

結婚指輪の平均購入金額が20万〜25万円のため、25万円で購入したと仮定すると、結婚指輪の価格は、年収の約5.6%となります。

これをふまえて、購入金額の目安は以下となります。

年収×5.6%=結婚指輪の平均価格の目安

  • 年収300万円:16.8万円
  • 年収400万円:22.4万円
  • 年収500万円:28万円
  • 年収600万円:33.6万円
  • 年収700万円:39.2万円
  • 年収800万円:44.8万円
  • 年収900万円:50.4万円
  • 年収1000万円:56万円

この平均額はあくまでも参考なので、お互いの無理のない範囲で結婚指輪の購入を検討するのがベストになります。また、1か月分の給料を予算にする夫婦が増えているので、そちらも参考にしてもいいでしょう。

素材別

結婚指輪の素材にはさまざまなものがあります。素材の価格は、一般的に希少価値の高いものほど高価になる傾向にあります。

日本で人気が高く、主流であるプラチナの結婚指輪は、素材として一番価格が高くなっています。結婚にふさわしい白銀のカラーや上品でダイヤモンドとの相性がいい点や、変質や変色がしにくいといったメリットがあります。

次に価格が高いのはゴールドです。ピンクやイエローなどさまざまなカラーがあり、普段のファッションにも取り入れやすいといえます。プラチナと同じく変質や変色がしにくい点もあります。

結婚指輪の素材として代表的なものは上記のプラチナとゴールドになりますが、金属アレルギーを起こしにくい、チタンやジルコニウムといったものもあります。

素材価格
プラチナ約22万円
ゴールド約20万円
チタン約7万円

既製品かオーダー品か

既製品かオーダー品化によっても金額は異なります。

フルオーダーやセミオーダー、手作りといったオリジナリティあふれた結婚指輪を購入する夫婦もいます。しかし、フルオーダーはデザインから作成するため、他の購入方法より値段が上がる傾向にあるのです。

フルオーダーやセミオーダーは自分好みにできる半面、価格がわからないというデメリットもあります。既製品に関しては、価格は決まっているのであらかじめ予算内に収まるか確認することができます。下記の表はおおよその価格になります。

商品平均価格
既製品約25万円
フルオーダー約25~30万円
セミオーダー約23~26万円
手作り約13~16万円

結婚指輪の費用は誰が負担する?

婚約指輪の費用を誰が負担するかは、夫婦によって異なります。

ここでは、3つのパターンを紹介します。

  • 夫が負担
  • ふたりで負担
  • 妻が負担する場合も

夫が負担

もっとも多いのが、結婚指輪の費用を夫が全額負担しているパターンです。婚約指輪(エンゲージリング)と一緒に購入する場合もあるようです。

このパターンでは、夫が自分から払うと言い出すケースが多数派のようです。ですが、決して安い金額ではありませんので、もし出費が苦しい場合はパートナーに相談するのがおすすめですよ。

ふたりで負担

結婚指輪の費用を、ふたりで折半する場合もあります。

その場合、ふたりで同額を支払うほか、夫が多めに負担するケースもあるようです。あるいは、ふたりがあらかじめ共同で貯めていた結婚資金を利用する夫婦もいます。共同での貯金から支払うのであれば、負担額における揉め事も防げそうですね。

「ふたりで負担する」といっても、どちらがどのくらい負担するのかは夫婦ごとに異なります。後になって揉めないように、事前によく話し合っておきましょう。

妻が負担する場合も

少数派ですが、妻が負担する夫婦もいます。その場合は、婚約指輪(エンゲージリング)のお返しとして購入するようです。

もしパートナーが婚約指輪のお返しに悩んでいる方がいれば、この方法を検討するのもおすすめです。

結婚指輪の選び方

続いて、結婚指輪の選び方をピックアップしました。

重視したいポイントと照らし合わせながら、選び方を検討しましょう。

  • デザインで選ぶ
  • オリジナリティで選ぶ
  • 宝石の数で選ぶ
  • リングの幅で選ぶ
  • 素材で選ぶ

デザインで選ぶ

結婚指輪選びの大きな基準となりうるのが、デザインです。

結婚指輪のデザインには、ストレートやウェーブV字などがあります。実際に試着をしながら、自分の指が美しく見えるものを選んでみましょう。

また、普段使いする方は仕事やプライベートなどTPOを問わずに着用できるものを、プライベートのみで身に付けたい人は少しゴージャスなものと、ライフスタイルに合わせたデザインを選ぶのもおすすめです。婚約指輪や手持ちの指輪と重ね付けしたい場合には、バランスをみて検討しましょう。

オリジナリティで選ぶ

「人と被らない結婚指輪が欲しい」という方は、オリジナリティで選ぶのがおすすめです。既製品ではなく、フルオーダーやセミオーダーのものをチョイスしましょう。

フルオーダーの指輪は既製品より値段が上がりますが、自分好みの指輪に仕上げられるため満足感は高いでしょう。予算的に厳しい方は、工房などで手作りしてみるのもひとつの手ですよ。

ちなみに、既製品であっても、内側にイニシャルなどの彫刻を施してくれるサービスがあるため、オリジナリティを出すことはできます。

宝石の数で選ぶ

宝石の数で選ぶのも、ひとつの手です。

仕事などの事情で普段使いできない方は、宝石がたくさんあしらわれたデザインの結婚指輪を選ぶのがおすすめです。特別な日に、上品な印象をプラスしてくれます。もちろん普段使いする方にもおすすめです。手元がぱっと華やかに、上品にみせることができます。

ブランドによってもダイヤモンドの輝きが異なるため、直接店舗で試着してみるのもいいでしょう。

リングの幅で選ぶ

結婚指輪をリングの幅で選ぶのもおすすめですよ。

一般的なリングの幅は2.5〜mmであり、4mmを超えると幅広タイプの指輪といわれます。幅の細いリングは繊細で上品な印象をもたらし、太いリングは骨太な印象でカジュアルさや個性的な雰囲気を出すことができます。太さによって付け心地も変わるため、試着してしっくりくる幅のものを選ぶのがおすすめです。

素材で選ぶ

結婚指輪は、日常的に長く付けることを想定して購入するものです。そのため、強度や耐久性、アレルギーの有無を確認した上で選ぶことをおすすめします。

素材別のメリット、デメリットをまとめました。

素材メリットデメリット
プラチナ・希少性が高い
・ダイヤモンドとの相性がいい
・傷や変形に強い
・金属アレルギーが起こりにくい
・比較的高価
ゴールド・華やかで明るい
・ピンクやイエローなどさまざまな色がある
・変色やさびに強い
・純金度が高くなるほど強度が落ちる
・カラーによっては変色する場合もある
チタン・金属アレルギーを起こしにくい
・丈夫で軽い
・変色やさびに強い
・サイズ直しが難しい・取扱店舗が少ない・安っぽくみえる

ブランドで選ぶ

ブランドを選ぶ場合大きく分けて、国内ブランドと海外ブランドの2つになります。

そしてさらに、ブライダルリング専門店と、ブライダルリング以外の商品も扱うジュエリーブランドの2つに分けられます。

ブライダルリング専門店では、アフターサービスが充実している場合が多くメンテナンスが安心であったり、指輪のつけ心地にもこだわっていたりするのがポイントです。価格帯もジュエリーブランドより安く高品質な素材を使用しています。

人気ブランドの結婚指輪が欲しい方は、憧れのブランドの結婚指輪を購入するのもおすすめです。

結婚指輪を選ぶ際に気をつけたいポイント

結婚指輪を購入する際に後悔しないために、気をつけたいポイントを3つ紹介します。

  • できれば店頭で購入する
  • 料金が予算内におさまっているか確認する
  • つけ心地・使い勝手に気を遣う

できれば店頭で購入する

インターネットショッピングが普及している今日、結婚指輪もオンラインショップで購入することも可能です。しかし、一生に一度の買い物。実際の商品を見て決めることをおすすめします。

写真で見るのと、実際に指に付けて確認するのでは、大きく印象が変わるためです。ブランドによってダイヤモンドの輝きや装飾の繊細さ、デザインも異なります。結婚指輪は日常的に着用する方も多いでしょう。手元は一日に何度も見ることになります。後から後悔しないためにも、実物を見るといいでしょう。

店頭では、結婚指輪に対してたくさんの知識を持った販売員もいます。相談も気軽にできるため、たくさんある指輪の中から最適なものやサイズのアドバイスも受けられます。来店予約をすれば特典を受けられるケースもあるため、店頭に行く前に確認し活用するのもよいでしょう。

料金が予算内におさまっているか確認する

結婚指輪の値段はブランドや素材、宝石によって大きく変化します。あらかじめ予算を決めておくことによって、その範囲内で安心して結婚指輪を選ぶことができます。

欲しい指輪が見つかっても予算を超えてしまったら、諦めたり妥協したりすることになりかねません。後から支払いに苦労しないためにも、事前に2人で予算を決めておくといいでしょう。

つけ心地・使い勝手に気を遣う

結婚指輪は日常的に着用することを前提として購入する方も多いでしょう。つけ心地が悪ければ、せっかくお気に入りの指輪であってもつけているのが苦痛になってしまいます。そうならないためにも、気に入った指輪は試着をするのがおすすめです。

日常的に着用する場合には汚れや傷が気になってしまうもの。ダイヤモンドなどの宝石があしらわれたものや、彫刻などの繊細なデザインは汚れがたまりやすいです。自分のライフスタイルに合わせて、結婚指輪を選びましょう。

まとめ|結婚指輪の相場一覧

以上、結婚指輪の相場や選び方について紹介しました。

結婚指輪とひとことでいっても、高価なものからリーズナブルなものまで価格帯はさまざまです。背伸びしすぎず、節約しすぎず、無理のない費用で結婚指輪を選びましょう。

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