一世一代のプロポーズ。演出やシチュエーションはもちろん、服装にもしっかりこだわりたいですよね。
しかし、いざ服装を選ぼうとしても迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。よく考えずになんとなくで選んでしまうと、プロポーズに似つかわしくないコーディネートに仕上がってしまう可能性があります。
そこで今回は、プロポーズにふさわしい男性の服装をシチュエーション別で紹介します。服装を選ぶときの注意点も紹介するので、プロポーズを計画している方はぜひ参考にしてください。
まずは、プロポーズ時の服装を選ぶときにぜひ意識してほしいポイントについて解説します。
プロポーズ日は、普段よりもきちんとした服装を着用しましょう。
一世一代のプロポーズ日にだらしない服装で臨むと、パートナーが疑問を抱いてしまう可能性があります。また、自分が自信を持ってプロポーズするためにも、普段着よりもきれいな服装を心がけてください。
きちんとした服装の例として、ジャケットや襟付きシャツなどのアイテムがあげられます。
プロポーズではきちんとした服装を選ぶことが大切ですが、必ずしもスーツを着用しなければならないわけではありません。プロポーズの場所やプラン、シチュエーションに応じて選びましょう。
たとえば、自宅などの比較的ラフに過ごせる場所でプロポーズする場合、スーツで臨むと浮いてしまう可能性があります。パートナーを困惑させてしまう可能性もありますので、なるべくTPOに合った服装を選ぶのがおすすめです。
自宅や公園などのラフな場所だからといって、カジュアルすぎる服装を選ぶのは避けましょう。
スウェットやダボダボのジーンズなどの服装で臨むと、パートナーから「本当にプロポーズする気があるのか」と不安にさせてしまうかもしれません。特にパートナーがプロポーズに強い憧れを持っている場合、カジュアルすぎる服装はがっかりされてしまう可能性があります。
TPOをわきまえつつも、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
ここからは、プロポーズ時におすすめな男性の服装をシチュエーション別に解説します。
高級ホテルやレストランでプロポーズするときは、スーツを着用しましょう。
中には服装の規定を定めたドレスコードが設けられているレストランもあります。ドレスコードに合わない服装で現地に向かってしまうと、周囲から浮いて気まずい思いをしてしまったり、入店を断られてしまったりする可能性があります。予約前に必ず確認しておきましょう。
また、スーツは普段と違ったおしゃれなものを着用するのがおすすめです。ビジネススーツでも問題はないですが、柄ネクタイやカラーシャツなどのおしゃれなアイテムを取り入れると、プロポーズらしい特別感を演出できますよ。
いつもとは違うあなたの姿に、パートナーも思わず惚れ直してしまうかもしれません。
また、ホテルに宿泊する場合は、チェックイン・チェックアウト時の服装にも注意する必要があります。ドレスコードをチェックされる可能性がありますので、いずれもフォーマルで落ち着いた服装を心がけましょう。
なお、高級レストラン・ホテルでサプライズで行う場合は、パートナーの服装にも気をつけてください。何も知らないパートナーがカジュアルな服装で来てしまうことがないよう、ひとこと声をかけておきましょう。
夜景スポットや旅行先などは、プロポーズとはいえスーツほどかっちりした服装を選ぶ必要はありません。カジュアルな服装が似合う場所ですので、プロポーズ用の服装もカジュアルダウンしたものを選びましょう。
涼しい時期であれば、襟付きシャツの上からニットやカーディガンを着用するのがおすすめです。Tシャツにさらっとジャケットを羽織っても素敵ですよ。プロポーズらしい清潔感やきちんと感の中にも、プロポーズ場所にあった程よいカジュアルさを演出できます。
足元はシンプルなスニーカーを合わせましょう。カジュアルな服装にぴったりなうえに、屋外でも動きやすいですよ。
なお、屋外でプロポーズする場合、日が沈むと気温が急に下がる可能性があります。あらかじめ上着を用意しておきましょう。ご自身だけでなく、パートナーにも羽織を持ってくるよう声をかければ準備はバッチリです。
自宅や公園でプロポーズをする場合は、よりラフかつ普段着に近い服装を選ぶのがおすすめです。
カチッとした服装でプロポーズに臨むと相手を驚かせてしまう可能性があります。その場所ならではのリラックス感に合った服装を選びましょう。
ただし、ラフな服装でプロポーズしたいからといって、ジャージやパジャマを選ぶのはやめましょう。一世一代のプロポーズにも関わらず、やる気がないと勘違いされてしまう可能性があります。
しっかりと普段着に着替え、チノパンやTシャツ、ニットなどシンプルなアイテムを合わせましょう。
公園でプロポーズするときも同様です。ジャージなどのラフすぎる服装は避け、ほどよくカジュアルな服装で臨みましょう。夜景スポットや旅行先でのプロポーズと同様、足元はシンプルなスニーカーがぴったりです。
ここからは、プロポーズ時の男性の服装を季節別に解説します。
気候がちょうどよく過ごしやすい春・秋は、コーディネートの幅が広いのが嬉しいポイントです。冬ほど着膨れせず、夏ほど汗もかきにくいので、比較的服装を選びやすいでしょう。
ジャケットスタイルから、カジュアルなニット・カーディガンまで、幅広いコーディネートを楽しめます。ジャケットのカラーは、シンプルなグレーやネイビーが良いでしょう。スタンダードな色味のジャケットなら、インナーとも合わせやすいですよ。インナーは白の襟付きシャツを合わせると、グッと明るい印象になります。
フォーマルな場所でプロポーズするのであれば、ジャケットやセットアップに、シャツ、ネクタイと王道のコーディネートに仕上げましょう。
きれい目に仕上げつつ、フォーマルな服装ほどカチッとしたくない場合は、ジャケットのインナーをTシャツに変更するのもおすすめです。首周りがスッキリして、春らしい爽やかな印象に仕上がりますよ。
また、タキシードに身を包むと普段と違う自分を演出できる効果が期待できますのでバッチリ、タキシードで決めてみるのもオススメです。
自宅や公園などのラフな場所でのプロポーズであれば、ニット1枚にチノパンを合わせても良いでしょう。
春であれば、春らしい明るい色味を取り入れるのもおすすめです。ピンクや薄い黄色などの爽やかな色味を、ワンポイントで取り入れてみてはいかがでしょうか。
反対に、茶系・赤系・深緑系の色を取り入れると秋らしく仕上がります。季節ならではのおしゃれさや遊び心を取り入れると、自信を持ってプロポーズできそうですね。春とは打って変わった、少し落ち着いた色味を取り入れてみましょう。
気温の高い夏は、プロポーズの服装選びで苦戦する方もいらっしゃるでしょう。
フォーマルな場所でプロポーズする場合は、夏でもスーツを着用するのがおすすめです。爽やかなグレー系や爽やかなネイビー系のジャケットを使うと、夏らしさを演出できますよ。足元もダークな革靴でかっこよく仕上げましょう。
反対に旅行先や公園などのカジュアルな場所でプロポーズする場合は、ポロシャツ1枚かTシャツにジャケットを合わせたスタイルがおすすめです。Tシャツ1枚ではプロポーズの場ではカジュアルすぎてしまうので、ジャケットを羽織ると良いでしょう。屋外でのプロポーズなら、暑さ対策を兼ねてポロシャツのみで臨むのがおすすめです。
なお、カジュアルな場所であってもサンダルでプロポーズするのはおすすめしません。カジュアルすぎてパートナーをびっくりさせてしまう可能性がありますので、シンプルなスニーカーの着用にとどめておきましょう。
特に汗ばむ季節でもありますから、服装選びと同じく当日の汗対策にも気をつけてください。服装にシミがつかないよう、こまめに汗を拭き取りましょう。制汗剤を持っておくと、汗のニオイ対策もできますよ。
気温の冷え込む冬は、重ね着や小物で遊び心を加えたコーディネートがしやすいのがメリット。せっかくのプロポーズですから、自分に自信が持てるよう、おしゃれなコーディネートで臨みましょう。
フォーマルな場所でプロポーズする場合は、カチッとしたスーツにチェスターコートを合わせるのがおすすめです。コートをさらっと着こなせば、プロポーズにぴったりな紳士的な印象に仕上がりますよ。
防寒対策として、マフラーや手袋などの小物を使うのもおすすめです。パートナーからもらった手袋やマフラーがあれば、ぜひ着用してください。スーツやコートの色味に合わせて選ぶと、よりまとまった印象を演出できます。
冬の旅行先や公園でプロポーズをする場合は、ニットやシャツなどを着用し、ほどよくカジュアルな印象に仕上げるのがおすすめです。フォーマルな場所と同じくチェスターコートを羽織れば、紳士的な印象もプラスできます。
なお、ニットやカーディガンを着用する場合は、糸のほつれや毛だまがないかチェックしてください。久しぶりに着ると毛玉が付いている可能性があるので、パートナーをがっかりさせないためにも身だしなみを整えましょう。
ここからは、プロポーズ時の服装に関する注意点について解説します。
プロポーズ時に着用する服は、前もって手入れしておきましょう。
ジャケットやシャツのシワは伸ばしておき、ニットやカーディガンの毛玉は取り除いておきます。また、服にシミがある場合はあらかじめ除去しておくか、思い切って他のアイテムを着用しましょう。
なお、プロポーズ当日に着用する服は、当日に慌てて準備すると服の汚れに気づかない場合があります。できれば前日までにタンスやクローゼットの外に出しておきましょう。
プロポーズ時に清潔感はマストです。服装はもちろん、ヘアスタイルや汗対策も万全に行いましょう。
髪型が整っていないと、きれい目な服装を着用してもイマイチな印象になってしまいます。ヘアスタイルに決まりはありませんが、寝癖は直し、スッキリと整えておきましょう。
ひげが伸びっぱなしになっている場合も、整えておくのがおすすめです。
ジャラジャラとした派手なアクセサリーは、プロポーズには不向きです。下品な印象を与えてしまいますし、婚約指輪の美しさが半減してしまう可能性があります。
身に着けるなら、ビジネスシーンでも使用できるシンプルな腕時計がおすすめです。上品なアクセサリーで、紳士的な印象を演出しましょう。
自分の服装だけでなく、パートナーの服装にもしっかりと気を遣うことが大切です。
たとえば高級レストランやホテルなどのフォーマルな場所に行くのであれば、パートナーにもフォーマルな服装で来てもらう必要があります。とくにサプライズプロポーズで行き先を告げない場合、何も知らないパートナーがカジュアルな服装で来てしまうかもしれません。
パートナーに気まずい思いをさせないためにも、「少し高めのレストランに行くから、きれい目な服装で来てね!」のように声かけしてあげると親切ですよ。
以上、プロポーズにふさわしい男性の服装を、シチュエーション別に解説しました。
プロポーズ時に着用する服を選ぶポイントは、TPOに合わせることです。中にはドレスコードが設けられている場所もあるので、服装を選ぶ前に必ず確認しておきましょう。
プロポーズにはきちんとした服装がマストですが、遊び心を取り入れても良いでしょうジャケットや小物をうまく使い、おしゃれにコーディネートしましょう。
自信を持ってプロポーズできるよう、ぜひ自分に合ったプロポーズ用の服装を選んでみてくださいね。