大好きなパートナーへのプロポーズを考えたときに、迷ってしまいがちなプラン。「どのようなプランであれば成功するだろう」「パートナーに喜んでもらえるか不安」と、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのプロポーズプランについて紹介します。プロポーズプランを立てるにあたって参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
プランを立てるにあたって、まずはプロポーズまでの流れを確認しましょう。本章を参考に、プロポーズまでに決めておくべきことをリストアップしてみてください。
まずは、理想のプロポーズ像を洗い出しましょう。
具体的な日程や場所を決める前に「どのようなプロポーズにしたいか」を考えることで、よりイメージに合ったプロポーズを演出できます。
例として、次のようなものがあげられます。
パートナーの趣味・意向を意識しつつ、どのようなプロポーズにしたいかを思い浮かべましょう。
続いて、プロポーズの日程を決めます。仕事の予定を調整したり、プロポーズの場所を予約したりといった都合を考慮して、なるべく早めに決定しましょう。
プロポーズ日の例には、次のようなものがあります。
プロポーズならではの特別感を演出するのであれば、クリスマスやホワイトデーなどのイベント日がおすすめです。パートナーの誕生日では、誕生日を祝って終わると見せかけたサプライズプロポーズにもぴったりですよ。
「付き合って丸3年」などふたりの記念日に行うプロポーズは、エモーショナルな雰囲気に浸れます。「あの頃のことを覚えてくれていたんだ」と、パートナーに喜んでもらえるでしょう。
意外にも人気なのが、あえてイベントや記念の日を避けた「なんでもない日」のプロポーズ。サプライズを仕掛けやすいうえに、プロポーズをきっかけになんでもない日が新たな記念日になりますよ。
続いて、プロポーズ場所を決めましょう。最初に洗い出したざっくりとしたプロポーズプランや、プロポーズ日に合った場所を選びます。
プロポーズ場所の例は、次の通りです。
プロポーズらしい特別感を演出するのであれば、高級レストランなどのフォーマルな場所がおすすめです。レストランで食事を楽しんだ後、ホテルのスイートルームでプロポーズするのもすてきですよ。
ふたりの記念日にプロポーズするのであれば、記念日にちなんだ場所を選ぶと良いでしょう。
カジュアルなプロポーズなら、公園や自宅がぴったりです。とくに自宅であれば、ふたりだけの空間で普段の自分たちらしいプロポーズを演出できますよ。
「高級レストランほどのフォーマルさはいらないけれど、自宅でプロポーズするのは気がひける」という方は、夜景スポットや旅行先がおすすめです。フォーマルすぎずラフすぎないプロポーズにぴったりな場所ですよ。
婚約指輪やプレゼントを渡す場合は、このタイミングで購入しましょう。婚約指輪は女性が結婚するまでに身につけるものですので、パートナーの好みをもとに注文すると良いでしょう。
婚約指輪は既製品のほか、元のデザインをアレンジする「セミオーダー」、イチからデザインする「フルオーダー」のものがあります。既製品であっても刻印やサイズ調整などにより、納品まで2週間〜1か月程度かかりますので、なるべく早めに手配しましょう。
また、婚約指輪とは別にプレゼントを渡すのもおすすめです。プロポーズで渡すプレゼントの例は、次の通りです。
プロポーズの王道ともいえるバラの花束は、一世一代のプロポーズにぴったり。夏のプロポーズであれば、可愛らしいひまわりの花束を渡してもすてきですよ。婚約指輪を渡す場合であっても、花束を用意する方は多いようです。
婚約指輪を渡さない場合におすすめなのが、ネックレスや腕時計です。シンプルかつ上品なネックレスは、フォーマルな場でのプロポーズにはもってこいですよ。腕時計は実用性にも優れており、喜ばれることが多いようです。
場所や日程などを決めたら、次はプロポーズの詳細な演出を決めます。
当日は緊張も相まって、行き当たりばったりでは思ったようにいかない可能性がありますので、詳細まで事前に決めておくと安心ですよ。たとえば、どのタイミングでプロポーズの言葉を贈るのか、プレゼントはいつ渡すのかなどを考えておきましょう。
ホテルやレストランで行う場合は、プロポーズを行う旨を事前にスタッフに相談しておくと良いですよ。プレゼントを預かってもらう、合図をしたタイミングでプレートを出してもらうなど、協力してもらえる可能性があります。
最後に、プロポーズで贈る言葉を決めます。
プロポーズの言葉は、パートナーへの気持ちをしっかり伝えるために何よりも大切な要素です。当日は緊張から思うように言葉が出てこない可能性もありますので、プロポーズ前日までに決めておきましょう。
プロポーズの言葉として、代表的なものは次の通りです。
ポイントは、なるべくシンプルな言葉を選ぶことです。あまりに回りくどい表現ですと、相手にプロポーズだと伝わらない可能性があります。あなたの気持ちを、シンプルな言葉でストレートに伝えましょう。
これらの言葉はあくまでも一例です。無理に着飾らず、あなたらしい素直な言葉を贈れば、パートナーに喜んでもらえるでしょう。
プロポーズのプランを立て終え、当日を迎えたらいよいよプロポーズを実行します。不安や緊張を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、事前に用意しておいたプランをもとに、確実に進めましょう。
プロポーズで大切なのは、恥ずかしがらないことです。照れ隠しのためにぶっきらぼうな振る舞いをしたり、プロポーズの言葉を告げる途中で笑ったりするのは避けましょう。いつも通りのあなたで素直に愛を伝えれば、きっとうまく行くはずです。
プロポーズのプランを考える上で、婚約指輪を渡すべきか迷いますよね。「プロポーズといえば婚約指輪」というイメージをもたれがちですが、プロポーズでは婚約指輪を渡さないカップルもいます。
ここでは、プロポーズで婚約指輪を渡す場合と渡さない場合の、それぞれのメリットについてまとめました。
プロポーズで婚約指輪を渡すメリットは、パートナーに喜んでもらえる可能性があることと、プロポーズらしい演出ができることです。
プロポーズのタイミングで、婚約指輪を期待する女性は多いでしょう。パートナー側からお願いされていなくても、サプライズで用意すればきっと喜んでくれるはずです。
またプロポーズのタイミングで婚約指輪を渡せば、パートナーは「プロポーズされている」とすぐにわかります。パートナーが鈍感な場合、言葉だけでは伝わらない可能性もありますので、プロポーズの意志を伝える上で婚約指輪は大変役立ちますよ。
また、パートナーの前でひざまずいて婚約指輪のケースのフタをパカっと開ける、海外ドラマさながらのロマンチックな演出も実現できます。
プロポーズで婚約指輪を渡さない場合は、プロポーズ後にパートナーと一緒に買いに行くことが多いです。
その場合、パートナーの好みにあった婚約指輪を購入できるというメリットがあります。婚約指輪は女性が婚約期間に身につけておくものですので、パートナーの好みに合ったデザインを選べるのがベストです。
好みを想像しながらひとりで購入するよりも、一緒に買いに行った方が確実にパートナーの好みの指輪が手に入るでしょう。本人が一緒に買いに行くため、サイズが合わないといった心配がなく安心ですよ。
なお、プロポーズ中もその後も婚約指輪を渡さないのは、あまりおすすめできません。パートナーが「いらない」と言っていても、実は遠慮している、あるいは途中で気が変わって欲しくなる可能性があります。パートナーが強く拒否している場合を除き、婚約指輪は渡しておくのがベターです。
プロポーズのプランを練る上で最も大切にしたいのが、パートナーの趣味・嗜好です。自分では「完璧なプランだ」と思っていても、パートナーの好みとあまりにもかけ離れているとイマイチな反応をされてしまうかもしれません。
パートナーがロマンチストであれば、フォーマルなレストランで抱えきれないほどの花束を渡すなど、ドラマチックな演出が喜ばれるでしょう。反対に、カジュアル志向であれば普段着でラフなプロポーズが良いです。
大型テーマパークなどパートナーが大好きな場所があれば、そこでプロポーズするのもおすすめです。パートナーの好みと照らし合わせながら、プロポーズのプランを練っていきましょう。
プロポーズをすると決めたら、なるべく早くプランを立てましょう。
プランを練り始めるのがギリギリになると、準備不足のまま当日を迎えてしまう可能性があります。直前になって慌てることがないよう、早めに行動しておくことが大切です。
とくに婚約指輪を準備する場合、フルオーダーですと納品まで2〜3か月ほどかかります。また、クリスマスなどのイベント日は、人気のホテルやレストランが満席になる可能性もあります。これらの事情を考慮しつつ、余裕を持ってプランを立てましょう。
プロポーズは、必ずしもプラン通りに進められるとは限りません。万が一のハプニングが起こった場合に備えて、対応を考えておきましょう。
たとえば野外でプロポーズする場合、天候が悪化する、あるいは思った以上に気温が低くなる場合があります。「雨が降った場合は屋内でプロポーズする」「羽織ものを用意しておく」などの対応を考えておくと安心ですよ。
最後に、なるべく避けた方が良いプロポーズのプランについて紹介します。
避けるべきプランの1つ目は、フラッシュモブを利用したプロポーズです。
サプライズにはもってこいの演出ですが、不特定多数の人を交えたプロポーズは、気恥ずかしさを感じてしまうもの。「知らない人の前でプロポーズされるのは気がひける……」と、パートナーは恥ずかしさでいたたまれなくなってしまうでしょう。
プロポーズは、極力人目につかない場所や、ふたりきりの空間で行うのがおすすめです。サプライズ目的であれば、別の方法を検討しましょう。
プロポーズは、ふたりにとって一生の思い出に残るイベントです。電話やメールのみで済ませるのではなく、必ず対面で行いましょう。
プロポーズを電話やメールのみで済ませてしまうと、「本当に結婚したいと思っているの?」とパートナーに疑われてしまう可能性があります。
直接会って思いを伝えれば、「結婚したい」という真剣な気持ちが相手に届くはずです。
以上、プロポーズの流れとプランの考え方について紹介しました。
大まかな演出から詳細な場所や日程まで、プロポーズ前に決めておくべきことはたくさんあります。直前になって慌てることのないよう、確実にプランを練っていきましょう。
当日は緊張してうまく振る舞えない、あるいは予想外のトラブルに見舞われる可能性もあります。これらの可能性も考慮して、なるべく細かくプランを決めておくと安心です。
本記事ではプロポーズのプランを練る上で参考になるさまざまな例を紹介しましたが、大切なのはパートナーを尊重する気持ちです。パートナーの好みを考慮した上でプランを立てれば、きっと喜んでもらえますよ。