パートナーに結婚の意思を伝える一大イベント・プロポーズ。大好きなパートナーに高級レストランでのディナーを誘われたら、「もしかしてプロポーズ?」と想像する女性も多いはずです。
しかしいざレストランに誘われても、「どんな服装で行けばいいんだろう?」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、レストランでプロポーズを受ける場合におすすめの女性の服装について解説します。
レストランに行く際の服装選びで参考になる話ばかりですので、ぜひ最後までご覧ください。
早速、レストランプロポーズのときに着るべき服装について紹介します。
服装で恥ずかしい思いをしないためにも、気をつけるポイントをチェックしておきましょう。
まずは、レストランのドレスコードを確認しましょう。
高級レストランでは、服装の規定を定めた「ドレスコード」が設けられている場合が多いです。ドレスコードにそぐわない服装では入店を断られてしまう可能性もありますので、前日までに必ず確認しておきましょう。
パートナーがレストランを予約する場合、あなたを驚かせるため、具体的な行き先を知らせないパターンもあるでしょう。その場合であっても、「フォーマルな服で行った方がいい?」「ドレスコードは指定されている?」とひとこと声をかけておくと安心ですよ。
ドレスコードが指定されていない場合であっても、高級レストランに出向くのであればフォーマルな服装を意識しましょう。
カジュアルすぎる服装では、周囲から浮いてしまう、あるいはパートナーとの服装のトーンが揃わない可能性があります。現地についてから気まずい思いをしないよう、フォーマルな服装を用意してください。
おすすめのアイテムは、セットアップやワンピース。普段より少し華やかめの服装を着用するのがおすすめです。
続いて、レストランで設定されているドレスコードの例について解説します。
一般的に、レストランでは以下の3つのドレスコードが設定されています。
フォーマルに近いドレスコードであり、主に結婚式の二次会やレストランでのディナーの際に用いられる「スマートエレガンス」。
「上品できれいめな服装」という意味で使われることが多く、レストランウェディングやパーティーなどにもおすすめのスタイルです。
おすすめの服装は、華やかなワンピースやドレス。フェミニンな服装が好みであれば、レースドレスやレーススリットが入ったワンピースなどがぴったりです。
大人な印象を与えたい場合は、ドレッシーな黒のワンピースを選ぶのもおすすめ。黒で光沢のある生地のワンピースにベージュのコートやグレーのファーを合わせると、クールな印象に仕上がります。
露出が気になる場合は、ボレロやショールを活用するのも一つの方法です。靴はヒールやパンプスを選ぶのがぴったりですよ。
スマートエレガンスよりもややカジュアルで、レストランでのディナーやお見合いに用いらえる「カジュアルエレガンス」。レストランにおける「カジュアルな服装」は、この「カジュアルエレガンス」を示している場合があります。
該当する服装は、上品なブラウスやスカート、華やかなワンピース。上品な印象を与えたい場合は、落ち着いた色合いの服装を用いるのもよいでしょう。
なお、スカートの丈は膝が隠れるくらい〜ミレモ丈にするのがポイント。裸足がNGとされている場合も多いので、ストッキングを着用しましょう。
フォーマルとカジュアルの中間であり、レストランディナーや友人とのパーティーに行く際に用いられる「スマートカジュアル」。
スマートカジュアルがドレスコードに設定されているレストランに行く場合は、ワンピースやワンピースに羽織りものをプラスしたスタイルがおすすめです。シフォン素材やレース素材などを使った、シンプルなワンピースが多く選ばれています。
華やかなワンピースはもちろん、シルエットがきれいであり上品な印象を与えられるものであれば、パンツスタイルでもよいとされています。ドレッシーなセットアップのパンツドレスであれば、大人っぽい印象を与えられるでしょう。
続いて、レストランプロポーズにおすすめのアイテムについて解説します。
フォーマルな場所にふさわしい、きちんと感を演出できるセットアップ。上品な雰囲気を演出しやすいのが特徴です。
最近はスマートカジュアルにぴったりなセットアップのパンツドレスが増えているので、フォーマルな場所でも着用しやすいでしょう。
きちんと感に加えてクールな印象を演出したい場合は、ダークカラーのセットアップに明るい色の小物を合わせるのもおすすめです。明るめで優しい色の小物を取り入れるとメリハリがつくので、全体的に引き締まって見えるでしょう。
上下の服を選ぶ手間を省けるので、コーディネートを決めるのが苦手な人でも着用しやすいのが魅力の一つ。少しフォーマル過ぎると感じた場合は、上下揃いではなくブラウスと合わせてカジュアルダウンできます。
女性らしい雰囲気のコーディネートを選びたい場合は、清楚な印象のワンピースを取り入れるのがおすすめです。総レースのワンピースであれば、フェミニンな雰囲気もプラスできます。
ウエストやフロントにレーステープがあしらわれているワンピースであれば、シルエットに自然なメリハリが加わり、全体的に引き締まった印象に仕上がります。
清楚な印象を与えたい場合は、切り替え付きのワンピースもおすすめ。ウエスト部分にギャザーが入っているワンピースなら、女性らしいふわっとしたシルエットを演出できます。
より大人っぽい印象を演出するなら、シックなロングスカートを取り入れるのがおすすめ。上品なブラウスやジャケットと合わせると、落ち着いた印象のコーディネートにまとまります。
ロングスカートの中でもタイトめであれば、シルエットが引き締まるので体型をカバーしたい人にもぴったりです。よりドレッシーにしたい場合は、ジャケットではなくカーディガンやストールを用いるのもよいでしょう。
続いて、レストランプロポーズにおすすめの服装を季節別に紹介します。
春の場合は、サテン生地のさらっとしたスカートやワンピースがおすすめです。日中は暖かいですが、夜は肌寒いため、コートやアウターを用意しておくとよいでしょう。
女性らしさを演出するなら、マーメイドスカートを取り入れるのもおすすめ。ひざ下がフレアシルエットになっているため、着用するだけで女性らしい印象を演出できます。
また、ふんわりとした生地やパステルカラーのアイテムを選べば、春らしさもしっかりと取り入れたコーディネートに仕上がります。
夏の場合は、ほどよい透け感のあるワンピースやシャツを選ぶのがおすすめです。
素材だけでもさわやかな印象を与えられるので、夏のレストランディナーにピッタリ。1枚で大人セクシーな印象を与えられるのも魅力的なポイントです。
上品な印象を与えるなら、切り替え付きのワンピースもおすすめです。1枚でさらっと着用できるため、気温の高い夏にもぴったりですよ。
少し肌寒い秋は、トレンチコートやロングスカートを取り入れたコーディネートがぴったりです。
ワインレッドやブラウンなど、秋の定番カラーを取り入れるのもおすすめ。秋らしい暖色カラーのセットアップに、チェスターコートやトレンチコートを合わせてもおしゃれです。
丈の長いコートを着用すると大人っぽい印象に仕上がるため、高級レストランのようなフォーマルな場面にもマッチしやすいでしょう。
冬は、シンプルなワンピースと暗めのコートの組み合わせがぴったりです。ゴールドのネックレスやピアスを取り入れると、より上品さが増します。
大人な印象にするなら、Vネックなど、首元がすっきりとしたトップスを選ぶのもよいでしょう。シンプルなマフラーを取り入れ、防寒対策も忘れずに。
タイトなスカートやロングスカートに黒のタイツを合わせば、クールさもプラスできます。
最後に、レストランプロポーズの際に着用する服装選びのポイントについて解説します。服装がプロポーズに影響する可能性はほとんどありませんが、せっかくなら彼にキュンとしてもらいたいですよね。以下では5つのポイントを紹介するので、ぜひ服装を選ぶときの参考にしてください。
レストランのドレスコードは、きちんと守りましょう。
いくら素敵な服装であっても、ドレスコードに沿っていないとレストランに入店できない場合があります。「フォーマルな服装を選んでおけば大丈夫」と安心するのではなく、必ず確認してください。
レストランの公式サイトを閲覧するか、店舗に直接問い合わせることで確認できます。
ドレスコードの指定がない場合であっても、高級レストランにカジュアルすぎる服装は不向きです。Tシャツやジーンズなどはさけ、フォーマルな服装を意識しましょう。
TPOに見合わない服装では周囲から浮いてしまい、恥ずかしい思いをしてしまう可能性があります。パートナーとのひとときを気持ちよく過ごすためにも、カジュアルすぎない服装をチョイスしましょう。
当日は身だしなみを整え、清潔感を演出しましょう。魅力的な服装を選んでも、服が汚れていると魅力が半減してしまいます。
服装の汚れは、事前に取り除いておきましょう。夏場であれば汗対策も忘れずに行ってください。清潔感あふれる身なりで、自信を持ってレストランに向かいましょう。
なお、香水・制汗剤は使用しないか、控えめがベスト。強い香りの香水は周りのお客さんへの迷惑になってしまうため、避けましょう。
服装だけでなく、ヘアスタイルにも気を配りましょう。
整っていない髪型は不潔な印象を与えてしまい、高級レストランには不向きです。服装だけではなく、ヘアスタイルもしっかりと整えましょう。
特に髪が長い場合は、食事をするときに気になってしまう、あるいは髪の毛が料理に入ってしまう可能性があるので、気をつけてください。事前にまとめておく、あとからくくれるようにヘアゴムを用意しておくなどの対策をとりましょう。
当日に着用する服装を決めたら、手入れを忘れずに行ってください。
たとえば、シャツのシワやニット・カーディガンの毛玉は、服装の魅力を半減させてしまいます。
特に「お気に入りの服をタンスから久々に引っ張り出してきた!」という場合は、思った以上に服装の状態がよくない場合もあります。パートナーにがっかりされないよう、あらかじめ手入れをしておきましょう。
服装の手入れを抜かりなく行えば、自信を持ってパートナーとのレストランデートを楽しめるはずです。
以上、レストランでプロポーズを受ける場合におすすめの服装について解説しました。
一番大切なのは、TPOに合った服装を選ぶこと。その場の雰囲気に合わないものですと、周囲から浮いてしまい、レストランでの食事を楽しめない可能性があります。
ドレスコードに沿ったものや高級レストランの雰囲気にふさわしいものを選びましょう。そのうえで、自分らしさを演出できる服装を選べば、パートナーとの素敵な日を迎えられるはずです。
レストランプロポーズはもちろん、プロポーズ日以外でのレストランディナーの際にも、ぜひ本記事を参考にしてください。