大切な人への贈り物としてのリングを探すのは、とても尊い時間ですよね。
しかし、リングのデザインにばかりこだわる人が多いですが、リングサイズも同様に気にかけてください。
デザインやブランドによって、リングの内径が異なる場合があるため、指にぴったりのリングを見つけるのは意外と難しいものです。
この記事では、リングサイズの定義や、リングサイズの測り方について詳しく紹介します。
自分の指のサイズを知るだけでなく、贈り物用に相手のサイズを探るコツや、リングサイズが合わない場合の対処法も解説します。
失敗なく理想のリングに巡り合うために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
リングのサイズは「号数」で表され、号数が大きいほどサイズが大きくなります。
リングサイズは、指輪の内径を表す数値ですので、指にぴったりと合ったリングを見つける上では欠かせない要素です。
正確なリングサイズを知ることは、リングの着け心地や見た目だけでなく、贈り物として相手に選んだリングがぴったり合うかどうかも左右します。
デザインやブランドごとに異なるサイズ基準が存在するため、自分の指にフィットするかを確かめるために正確に測定することが不可欠です。
リングのサイズはリングの内周や内径によって決まります。
リングの内周は、指の外周と同等であるため、指の外周を測定することで、自分に合うリングの内周を知ることができます。
日本人の平均的なリングサイズは8号〜11号といわれています。
以下がリングの号数と円周、内径ですので参考にしてくださいね。
リングサイズ(号数) | 円周 | 内径 |
5号 | 45.0mm | 14.4mm |
6号 | 46.1mm | 14.7mm |
7号 | 47..1mm | 15.0mm |
8号 | 48.2mm | 15.4mm |
9号 | 49.2mm | 15.7mm |
10号 | 50.3mm | 16.0mm |
11号 | 51.3mm | 16.4mm |
理想のリングを見つける第一歩は、正確なサイズを知ることです。
一般的には専用の道具を使って測りますが、自宅にあるもので手軽に測る方法もあります。
ここでは、リングサイズの測り方を分かりやすく解説します。
リングサイズを正確に測るための、もっとも簡単な方法の一つは「リングゲージ」を利用することです。
リングゲージは、異なるサイズが揃った特殊な測定器具で、これを用いることで自分の指のサイズを簡単に測れます。
リングゲージを使用する際には、以下の手順に従います。
まず、リングゲージから適切なサイズを見つけ、そのリングを指に装着します。
リングがちょうど良いサイズであれば、その番号があなたのリングサイズとなります。
リングゲージを利用すれば、自分の指のサイズが正確にわかるため、リングを選ぶ際に余計な迷いを減らすことができます。
リングゲージは購入することもできますが、無料貸し出ししているジュエリーショップもあります。
リングを購入予定のお店に確認してみるといいかもしれません。
専門の道具がなくても身近なものを利用して、手軽にリングサイズを測定する方法があります。
最も一般的な手法は、ひもや細い紙を使用する方法です。
ひもや紙を指に巻きつけ、その周囲の長さを計測します。その後、計測した長さを定規やメジャーで測定し、その値を基にサイズを導き出します。
その際、指の根本ではなく、関節の一番太い部分を測るようにしましょう。
また、既存のリングを持っている場合は、そのリングの内径を測定することも一つの手段です。
この数値を元に、適切なサイズを見つけることができます。
リングサイズを正確に測るためには、いくつか重要なポイントがあります。
主なポイントは、以下の通りです。
リングサイズは一日の中で時間帯によって変動することがあり、特に指のむくみが影響を与えます。
むくみが原因で、朝と夜ではサイズに差が生じることがだってあるのです。
朝起きた直後は、指のむくみが比較的少ないといわれており、日中や夜になると、手の使用や体温の上昇などにより指がむくむことがあります。
そのため、リングサイズを測る際にはむくみの影響を考えて、異なる時間帯での測定を試み、サイズの変動を確認すると良いでしょう。
これによって、理想的なリングサイズを見つけやすくなり、日常の着用でも快適さを保つことができます。
上述したように人間の指はさまざまな要因でむくむことがあります。
例えば、気温が高い日は冷房や水分の摂取量によりむくみやすいですし、他には長時間の立ち仕事や飛行機の移動などの状況でむくみが生じる場合があります。
むくみは指の関節や指先にも影響を及ぼし、人によっては、リングの着用感に大きな違いが出てくることも。
むくみやすいタイプの人は、「リングが指から外せなくなってしまった!」ということも起こりかねません。
リングを選ぶ際には、指がむくんでいる状態でのサイズを考慮することが大切です。
普段からむくみやすい人は、通常よりもリングサイズを1つ大きめに選ぶと良いでしょう。
季節の変化も、リングサイズに影響を与える要因の一つです。
気温や湿度の変動により、指の膨らみや収縮が生じ、リングの着用感に季節ごとの違いが現れます。
寒い季節になると、指先の血行が悪くなり、指が収縮してリングが緩く感じることがあるため、その結果、夏に比べて、指輪のサイズが小さくなることがあります。
ご自身が持っているリングを実際にはめている時、季節によりきつい、緩いなどの変動を感じるようでしたら寒暖差により指のサイズに配慮しましょう。
リングのデザインや素材も、着用時のサイズ感に大きな影響を与える要素です。
異なるデザインや素材のリングを試す際には、同じサイズでも感じ方が異なることがあります。
例えば、幅が太いデザインや、厚みのある素材のリングは、指に対して圧迫感を与えやすく、きつく感じられます。
素材によってもサイズ感は変わります。
金属の伸縮性や柔軟性、重さなどが異なるため、同じサイズでも素材によって感じ方が異なりますし、リングの内側が滑らかな場合と凹凸がある場合も、着け心地に違いが生じます。
デザインや素材が異なる場合には、ジュエリーショップで試着することが重要です。
実際に手に取り、着け比べることで、自分の好みや快適な着け心地に合ったリングを見つけることができます。
一度購入したリングのサイズが合わなくなることや、プレゼントでもらったリングが指に合わないと、がっかりしますよね。
でも安心してください。リングはサイズ直しすることで、希望のサイズにすることができます。
しかし、全てのリングでサイズ直しができるわけではなく、基本的には加工可能な金属でできていて、宝石がないものが対象です。
結婚指輪や、婚約指輪においては長く付けることを想定して、サイズ直しができるリングを選ぶといいかもしれません。
年齢を重ねるごとにリングサイズが変わることがあるからです。
ここでは、サイズ直し可能なリングの種類をについて詳しく解説します。
リング選びの参考にされてみてくださいね。
金属のみで構成されたシンプルな指輪は、サイズ調整がしやすい構造となっています。
ジュエリーショップや専門店で比較的簡単にサイズ直しを行うことが可能です。
これにより、指のサイズの変化にもフレキシブルに対応できます。
長く愛用し続けるうえで、理想的なアクセサリーと言えるでしょう。
一粒石の指輪は通常、センターに一つの輝く宝石がセットされていますので、金属のみのリング同様サイズ直しが可能です。
料金は、石の有無やデザインによって異なりますので、ジュエリーショップや専門店に問い合わせてみてくださいね。
サイズ直しができるリングがある一方、リングのデザインや素材によっては、サイズ直しできないリングもあります。
サイズ直しできないリングの種類と、その場合の対処法をお伝えします。
サイズ直しできないリングの代表格として知られるのが「フルエタニティリング」です。
このリングは、周りの全体にダイヤモンドや宝石が一面にセットされたデザインが特徴的です。
美しいデザインが魅力なのですが、宝石が一周にわたってセットされているため、サイズの変更が難しくなります。
もう一つ、サイズ直しできないリングの一例として挙げられるのが「パヴェリング」です。
パヴェリングは、リングの表面に小さな宝石が密集してセットされたデザインが特徴です。
宝石がリングの表面に密接して配置されているため、サイズ直しが難しくなります。
宝石のセットされている面積によって、サイズ直しの可否が変わってきますので、気になる方は専門店に問い合わせてみましょう。
金属の素材により性質や特徴が異なります。
例えば、プラチナは非常に高級で耐久性があり、変形しにくい性質がありますが、金は柔らかい素材で優れた加工性を持っています。
これらの素材を組み合わせた指輪は、異素材の特性の違いからサイズ変更が難しくなります。
柄彫りやテクスチャが入っているリングは、カットしてサイズ直しすると柄が途切れたりしてデザインが変わってしまう場合があります。
デザイン性を重視してリングを選ぶ際には、サイズの変更が難しいことを理解してから購入しましょう。
リングのサイズ直しはできない場合もありますが、その際にはいくつかの対処法が考えられます。
まず、リングを異なる指に着けてみることを検討しましょう。
サイズがきつくなってきたリングを、小指に付けるピンキーリングとして活用することや、サイズが大きくなってしまったものは中指や親指で試してみるのがおすすめです。
もしリングに価値のある宝石がセットされている場合は、ジュエリーショップに相談してリメイクしてみても良いでしょう。
宝石の美しさを生かしつつ、お好みのデザインでぴったりのサイズに仕上げてもらうことで、リングが新しく生まれ変わります。
費用はかかってしまいますが、お気に入りのリングを長く活用することはとても素敵なことです。
指に合わなくないリングがサイズ直しできない…と諦めることなく専門の技術者に相談してみましょう。
指にぴったりのリングを見つけるためには、サイズの正確な測定が重要です。
リングサイズの基礎知識から始まり、異なるサイズ基準や測定方法、サイズ直し可能なリングとできないリングまでを解説しました。
自分のサイズを正確に測り、選ぶ際のポイントを理解することで、失敗のない素敵なリング選びができます。
特に、エンゲージメントリングを選ぶ上で、サイズは決して無視できない要素です。
サプライズでリングを渡したい場合には、普段相手が身につけているリングサイズを把握しておくべきでしょう。
希望のデザインのリングとリングサイズを考慮して、購入したい店舗のスタッフの方に相談するのがおすすめです。
サプライズにこだわるのであれば、後からサイズ直しができるデザインのリングを選ぶのが賢明かもしれません。
素敵なエンゲージメントリングが用意できましたら、ぜひ【プロポーズ神戸】にプロポーズのお手伝いをさせてください。
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