永遠の愛を伝える、プロポーズ。愛するパートナーを思いっきり感動させて、ふたりにとって忘れられない思い出にしたいですよね。とはいえ、具体的にどのようなプロポーズプランを立てればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プロポーズにまつわる感動エピソードをたっぷりと紹介します。先輩カップルの経験談を参考に、2人にとって忘れられない感動のプロポーズを実現しましょう。
ここからは、実際に先輩カップルが経験したプロポーズの感動エピソードを紹介します。
まずは、大好きな彼から感動のプロポーズを受けた経験のある10人の女性に、すてきな感動エピソードを伺いました!
プロポーズを受けたのは、代わり映えのないデートの日でした。その日は、いつも通り2人で買い物をし、食事を楽しんで家に帰りました。
その帰り際、急に「こんな日がずっと続くといいね」と言い出した彼。私が不思議に思っていると急に立ち止まり、「結婚してください」とストレートにプロポーズを受けました。
婚約指輪もないし、思い描いていた理想のプロポーズとも違う。でもなんだか彼らしいなと思い、じわじわと感動が押し寄せてきたのを覚えています。予期せぬタイミングでの彼らしいプロポーズに、感動してしまいました。
(20代女性)
「いつもの彼らしさ」があふれるプロポーズは、相手に感動と安心感を与えます。気張らない等身大の自分で、愛を伝えることが重要です。
当時お互いに関西の実家で暮らしていた私たちは、神戸の街を歩く街歩きデートが定番でした。
付き合って1年を迎えたタイミングで、思い切って彼に「いつか神戸の船の上でプロポーズしてくれたらうれしいな」と伝えたんです。とはいえ何気ない会話の中だったので、彼はあまり間に受けていないだろうなと思っていました。正直、伝えた張本人である私でさえ忘れていたほどです。
そんな何気ない会話を覚えていてくれた彼が、付き合って2年目の記念日に船上ディナーを予約してくれました。そして、100本のバラと婚約指輪を持ってプロポーズしてくれたんです。
恥ずかしがり屋な彼が頑張って私を喜ばせようとしてくれた姿に感動したことを、今でも鮮明に覚えています!
(20代女性)
彼が自分との何気ない会話を覚えていてくれたこと、そして自分を喜ばせようと一生懸命になってくれたことが、感動を生むポイントですね。
プロポーズを受けたのは、彼の実家の裏にある丘の上でした。地元では観光地としても知られている、有名な丘です。
プロポーズ当日の朝、彼から急にハイキングに誘われ、言われるがままに実家裏の丘へ。その日は途中から天候が悪化し、雨がどんどん強くなってきました。
「帰ろうか?」と言うと、彼は「あの木の下で雨宿りしよう」とのこと。「天気が悪いのに、どうして帰ろうとしないんだろう」と不思議に思っていましたが、5分もすると快晴に。
頂上に登ると、そこでプロポーズを受けました。澄み渡った空と、雨上がりのみずみずしい空気感の中で受けたプロポーズは忘れられません。彼の頼もしさを感じた1日でした。
(30代女性)
野外でプロポーズするつもりが、天候が悪化してしまうというイレギュラーな事態に見舞われながらも、無事プロポーズが成功し、感動を呼びました。野外プロポーズでは、いざというときに雨宿りできるスポットを選んでおくと安心です。
私が1年半前にプロポーズをされたときの話です。プロポーズをされる以前から、「この時期になったら結婚しよう」と、将来について話し合っていました。その際、私からは、プロポーズも結婚式もしなくていいと伝えていたんです。
そして、もともとお互いに1人暮らしをしていた私たちは、婚姻届を提出する前日に“最後の1人暮らし”を満喫するために、丸一日連絡を取らずに過ごすことに。次の日に彼が迎えにきてくれました。
玄関先に現れた彼が抱えていたのは、なんと108本のバラの花束!「家族になってください」とまさかのプロポーズを受けました。いつもはドライな彼からのサプライズに、思わず泣いてしまいました。
(20代女性)
女性側が「プロポーズはいらない」と言っていても、いざされると嬉しいものです。また、普段はドライな彼がここぞというタイミングで盛大にプロポーズしてくれたことで、驚きと感動が生まれました。
仲の良い友人が経験した、感動のプロポーズエピソードです。
同じ大学で出会った彼からの猛アタックの末、交際がスタート。しかし、彼がサークルの代表になってからは、なかなかデートの時間が取れなかったようです。友人はお弁当を作ったりサークルの合宿所まで会いにいったりと彼を健気に支えていたのですが、彼の方が浮気をしていたことが発覚して破局!
それを機に彼は心を入れ替え、なんとか復縁できるようにと頑張っていました。その後、彼は「一生かけて幸せにする」と玉砕覚悟の告白&プロポーズ!友人は彼の熱意に感動して承諾し、その後すぐに結婚に至りました。2人のなれそめを最初から見ている私たちは感動しました。
(30代女性)
紆余曲折あったふたりですが、最後はめでたくゴールイン。「一生かけて幸せにする」という覚悟のこもったプロポーズの言葉に、当事者を直近でみていた友人ですら感動したというエピソードです。
当時同棲をしていた彼とは、結婚前からプロポーズや結婚についてよく話していました。
実は私には、王道のおしゃれなレストランや夜景の見える場所など、キラキラとしたプロポーズへの憧れが一切ありませんでした。なぜなら昔から勘が鋭く、普段と少しでも違うことがあると、すぐに「何かある」と気づいてしまうから。
そして交際9年目を迎えた記念日に、彼はいつもの時間に帰宅しました。手には大きな花束。私が驚きのあまり固まっていると、彼から「結婚してください。幸せにします」と、ストレートにプロポーズを受けました。
普段と同じ空間で、シンプルな言葉でのプロポーズは、まさに私の理想のシチュエーション。理想のプロポーズについては一切話した覚えがないのに、それを叶えてくれた彼にはとても感動しました。
(30代女性)
長い付き合いを重ねると、お互いの性格や普段の言動から、理想のプロポーズがわかる場合もあるようです。女性の性格や趣味に合ったプロポーズで、感動を呼んだ例です。
あまりお金のなかった私たちは、ドライブデートや公園へのお出かけなど、お金のかからないデートを楽しむのが日課でした。ある日私たちは、初めて旅行に出かけることに。なんとか安い宿を探し、彼に予約をお願いしました。
そして、旅行当日。予約している宿に向かうはずが、宿とは違った場所に車を走らせる彼。着いた場所は超高級ホテルでした。驚いていると彼は「この日のために予約した」と恥ずかしそうにつぶやきました。予約した部屋は最上階で、驚くほどに夜景がきれいでした。
すると彼は婚約指輪を差し出し、プロポーズしてくれたんです。彼はこの日のためにコツコツと必死でお金を貯めていたようでした。感動で胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。
(30代女性)
サプライズ感満載のプロポーズと、「自分を喜ばせるために頑張ってくれた」という事実が、彼女の胸に刺さったようです。健気な彼だからこそできた、ほっこりするサプライズプロポーズですね。
4年前の夏、今の旦那にプロポーズされました。ご飯を食べ終え、車の中で「結婚しようか」とプロポーズされ、私は「よろしくお願いします」と返事をしました。
じつはプロポーズ直前、運転席から「どうしよう?なんて言おう……」と小声で悩んでいる声が聞こえていたのです。
内心「聞こえてるで!(笑)」と思いつつも、大好きな彼にプロポーズされたこと、そして彼なりに精一杯の愛を伝えてくれたことに、とても感動しました。
(30代女性)
健気な彼の姿に、心が温まるプロポーズエピソードですね。大好きな彼が自分のために勇気を振り絞ってくれたことに、感動したようです。
私がプロポーズされたのは、付き合って2年目のとき。初デートの場所でもある思い出の公園に行こうという話になりました。
公園はとても綺麗な夕焼けに染まっていたので、軽くキスをしました。すると、突然、引き寄せられて長いキスに。その間に左手を奪われ、指輪がはめられた感触がありました。
左手の薬指を見てみると、きれいなダイヤモンドの指輪がはめられていました。
ロマンチックなシチュエーションを考えてくれて、指輪を知らない間に買いに行ってくれていた彼のことを考えると、感動で涙が止まりませんでした。
(40代女性)
初デートの場所でのプロポーズは、たくさんの思い出が蘇るとてもエモーショナルなシチュエーションですね。自分の知らない間にたくさん準備をしてくれたのだと思うと、それだけで感動が止まりません。
ある日、公園で彼とバドミントンをして遊んだ後、レジャーシートを広げて日向ぼっこをしました。すると彼に「おじいちゃんおばあちゃんになっても、縁側でこうやって日向ぼっこしていようね」と言われました。
そして、同棲している部屋に帰ると、彼から婚約指輪のサプライズが!
「俺がおじいちゃんになるまで、そばにいてください」というプロポーズの言葉をいただき、「私がおばあちゃんになるまで、ずっとそばにいてね」と喜んでお受けしました。
(30代女性)
「公園デート後」というナチュラルなシチュエーションに、安心感と感動を覚えたプロポーズエピソードです。プロポーズの言葉とその返事も、ふたりの末永い将来を見据えた、すてきなやりとりですね。
続いて、愛する彼女に満を辞してプロポーズした経験のある男性に聞いた、「相手に感動してもらえたプロポーズ」のエピソードを紹介します。
今の妻と付き合って3年目を迎えた頃、結婚適齢期を迎えた妻は周りがどんどん結婚していくことに焦っていました。次第に僕に「結婚する気がないのか」と問い詰めてくるように。
当時僕は結婚を意識していたものの、転職したばかりで金銭面に自信がなく……。彼女が結婚を望んでいることを知っていながら、なかなかプロポーズできずにいました。しまいには口論になり、僕から一方的に別れを告げて逃げてしまったんです。
しばらくして猛反省した僕は、次に彼女と会うときには必ずプロポーズしようと心に決め、必死で貯金しました。その後覚悟を決めて彼女に連絡し、いきなりプロポーズをすると大泣きして喜んでくれました。
(30代男性)
結婚に金銭面の不安はつきものですが、やはり自分の気持ちを正直に伝えることが大切です。もしどうしても不安が残る場合は、別れを告げるのではなく正直に打ち明けてみてはいかがでしょうか。
彼女の前でバイオリン演奏を披露し、プロポーズを行いました。僕は結婚前から趣味でバイオリンをよく弾いていたのですが、実は当時付き合っていた彼女にはそのことを内緒にしていたのです。
しかし、会社主催のレクリエーションでバイオリンを弾くことになったので、思い切って彼女を招待することに。彼女の前で演奏を終えた私は、思い切って彼女にプロポーズしました。
プロポーズを受けたことにも私がバイオリンを弾けることにも、とても感動してくれて何よりです。無事に前向きな返事をいただき、現在に至ります。
(30代男性)
大好きな彼からの意外なタイミングでのプロポーズは、驚きと感動を呼びます。彼の意外な特技に、彼女も惚れ直したことでしょう。
以上、先輩カップルが経験した、プロポーズの感動エピソードを紹介しました。
相手に感動を与えるプロポーズのポイントとして、パートナーの好みや願望に合わせる
突然のサプライズプロポーズやパートナーの好みに合ったプロポーズなど、感動を呼ぶプロポーズの特徴が見えてきたのではないでしょうか。
プロポーズのプランを立てる際は、ぜひ参考にしてみてください。