同棲している恋人にプロポーズしたいときに迷いがちなのが、タイミング。焦ってプロポーズをしてしまう、あるいは反対にずるずると同棲を続けてしまうと、恋人との関係が険悪になってしまうことも。
そこで今回は、同棲中の恋人にプロポーズする際のベストタイミングや場所、成功のポイントについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。
まずは、同棲中の恋人へのプロポーズにおすすめのタイミングを3つ紹介します。
プロポーズにおすすめなのは、「付き合って3年の記念日」や「30歳の誕生日」など、区切りのいいタイミングです。
ふたりにとっての記念日や誕生日などの特別な日でもあるため、プロポーズに必要なロマンチックな雰囲気を自然に演出できます。
中には「30歳までに結婚したい!」など、恋人自身が目標の年齢を定めている場合もあります。日常会話の中で、それとなく確かめてみましょう。
日常会話の中で自然と結婚の話題が増えるのは、恋人が将来を真剣に考え始めている証。プロポーズに嬉しい返事をもらえる可能性が高まります。
「恋人との結婚を考えているけれど、結婚に関する話題がなかなか出ない」という場合は、思い切ってあなたのほうから話題を提供してみましょう。前向きな反応をもらえたら、ぜひプロポーズを検討してください。
「同棲していたが、突然転勤が決まった」など、ライフスタイルが変わるタイミングでのプロポーズもおすすめ。
転勤の場合、「愛する恋人と離れたくない!」という気持ちから、相手が結婚を考え始めるケースがあります。ライフスタイルの変化という一大イベントによって、あなた自身もプロポーズを切り出しやすいのではないでしょうか。
ライフスタイルの変化は「2人のこれから」について話し合うきっかけにもなります。これを機に、思い切ってプロポーズしてみてはいかがでしょうか。
続いて、同棲中の恋人へのプロポーズにおすすめのプロポーズ日を4つ紹介します。
プロポーズ日の中でも定番なのが、恋人もしくは自分の誕生日です。
大好きなあなたからプロポーズすることで、恋人にとってより思い出深い誕生日になるでしょう。恋人の誕生日を祝って終わりと見せかけた、サプライズプロポーズも実現できます。
また、自分の誕生日でのプロポーズも、サプライズプロポーズにぴったりです。自分が主役と見せかけてプロポーズを仕掛ければ、恋人も驚きと喜びを感じてくれるでしょう。
特に恋人が「30歳までに結婚したい」などの節目の年齢を設けている場合は、ぜひ誕生日プロポーズを検討してください。
「初デート日」「付き合い始めた日」「同棲を始めた日」など、二人の記念日もプロポーズにぴったりです。
思い出深い記念日でのプロポーズは、ふたりにとって懐かしく温かい気持ちにさせてくれるでしょう。恋人も「あの日のこと覚えていてくれたんだ……!」と喜んでくれるはずです。
特に「付き合って2年」などの節目のタイミングは、恋人がより強く結婚を意識し出すケースもあります。結婚願望が高まりやすいタイミングであれば、プロポーズの成功率はグッと上がりますよ。
続いてプロポーズにおすすめなのが、クリスマス・クリスマスイブやホワイトデーなどのイベント日です。
特にクリスマスイブは「聖なる夜」と呼ばれるほどロマンチックな日ですから、プロポーズならではのムードも自然と作りやすいでしょう。
またホワイトデーのプロポーズは、その日付にちなんで円周率プロポーズと言われています。円周率は割り切れないことから、縁起のいいプロポーズとして知られています。
イベント日プロポーズは、いつもよりリッチなレストランやホテルでのプロポーズを考えている方に特におすすめ。同棲をしているとついついお家デートばかりになってしまいがちですが、イベント日であれば自然と外に誘いやすいでしょう。
意外と人気を集めているのが、なんでもない日です。
同棲中のカップルの場合、恋人が「プロポーズ日はいつもの部屋でゆっくりと過ごしたい」「自分たちらしくリラックスした空間でプロポーズされたい」と考えているケースも珍しくありません。
特に自宅などカジュアルな場所でのプロポーズにおいて、あえてイベント日や記念日を避けた「なんでもない日」が支持されています。
なんでもない日のプロポーズは、サプライズ性抜群。さらに、プロポーズ後は「プロポーズ記念日」として、2人にとって新たな記念日ができるというメリットもあります。
ここからは、同棲中の恋人へのプロポーズにおすすめのプロポーズ場所を紹介します。
「プロポーズはやっぱりロマンチックな演出がしたい」という方におすすめなのが、フォーマルなレストランやホテルです。
高級レストラン・ホテルでの紳士的なプロポーズに憧れる女性は、大勢います。同棲を通して、恋人はあなたのフランクな一面に見慣れているでしょう。フォーマルな場所での紳士的なプロポーズができれば、恋人はあなたに惚れ直してくれるかもしれません。
同棲を続けていると、デートに出かける機会も減りますよね。プロポーズ日は思い切って、いつもは行かない非日常的な場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「プロポーズらしい特別感はほしいけれど、高級レストランにいくのは気が引ける」という方にぴったりなのが、旅行先でのプロポーズ。
非日常感とラフさを兼ね備えており、「気張らないプロポーズ」を実現できます。フォーマルなレストランやホテルとは異なり、カジュアルな服装で足を運べるのも魅力的です。
観光名所でのプロポーズはもちろん、旅館でのプロポーズも良いでしょう。個室であれば人目を気にせず、二人だけの特別な時間を過ごせます。
日常の中で何気ないプロポーズをしたいなら、自宅がおすすめ。「いつもの自分たちらしく過ごせる」として、自宅プロポーズは密かに人気を集めています。
自宅プロポーズのメリットは、なんといっても「自由」であること。部屋の飾り付けや料理の準備など、まさに「自分たちらしいプロポーズ」を演出できます。特に同棲中であれば恋人を家に呼ぶ必要がないため、プロポーズ日も調整しやすいでしょう。
また、プレゼントや婚約指輪も隠しやすいため、サプライズを仕込みたい場合にもぴったりです。恋人も、「まさかいつも過ごしている自宅でプロポーズされるなんて!」と驚いてくれることでしょう。
続いて、同棲中の恋人へのプロポーズを成功させるために大切な4つのポイントについて解説します。
プロポーズにおいて何より大切なのは、恋人の好みを第一に考えることです。
いつもの自宅でリラックスしながらプロポーズされたいのか、クリスマスにレストランでロマンチックなプロポーズを受けたいのか。理想のプロポーズ像は、人によりけり。
あまりにも恋人の好みに合わないプロポーズでは、恋人をガッカリさせてしまい、気まずい雰囲気になってしまうこともあります。
プロポーズを成功させるにあたって重要なのは、恋人に喜んでもらうことです。プランを考えるにあたって、まずは恋人の好みを第一に考えましょう。
同棲を通して長い時間を一緒に過ごす中で、恋人があなたへのドキドキ感をなくし、関係がマンネリ化してしまうケースも少なくありません。そこで、プロポーズを通して「付き合ったばかりの頃のトキメキ」を取り戻してもらいましょう。
おすすめなのが、「2人の記念日」や「思い出の場所」など、プロポーズのプランに2人にとっての「特別」を詰め込むことです。
例えば2人が付き合い始めて3年の記念日に、初デート場所でプロポーズするプラン。2人の思い出が詰まったプロポーズプランに、恋人も当時のトキメキを思いだすことでしょう。
同性カップルは、1日の大半を一緒に過ごすうちに良くも悪くも慣れが出てしまうもの。プロポーズを通してドキドキ感を取り戻してもらうことで、2人の関係を良好にしつつ結婚に向けて動き出しましょう。
プロポーズを成功させるには、普段から恋人と結婚について話し合っておくことも大切です。
同棲しているとはいえ、恋人が結婚に対して前向きに考えているとは限りません。「いつかは結婚したいけれど、今は仕事に集中したい」「結婚は考えているけれど、本当にこの人で大丈夫か」などの悩みを抱えているケースもあります。
恋人が心にモヤモヤを抱えた状態でプロポーズをしても、前向きな返事をもらいにくいでしょう。普段から話し合っておくことで、結婚への悩みをクリアにしつつ、2人にとってプロポーズのベストなタイミングを探りましょう。
プロポーズ当日にぜひ意識してほしいのが、誠実な気持ちでプロポーズすることです。
特に長年同棲している場合、いつも一緒にいる恋人に改まって愛を伝えることに気恥ずかしさを感じてしまう方もいるでしょう。しかし、ここで不誠実な態度を取ってしまうと、恋人は「この人と結婚して幸せになれるのか」と不安を抱き、せっかくのプロポーズが失敗に終わってしまう可能性があります。
照れる気持ちはグッと抑え、誠実な気持ちでプロポーズに臨みましょう。あなたの真っ直ぐな愛に、恋人もきっと喜んでくれるはずです。
最後に、同棲中の恋人へのプロポーズを成功させるための注意点を3つ紹介します。
1つ目の注意点は、プロポーズのベストタイミングを見極めることです。
特に同棲をしていると、親や親戚に「結婚はまだなの?」と問われることも珍しくないでしょう。しかし、あなたが「早く結婚したい」と思っていても、必ずしもそれがベストとは限りません。
例えば恋人が仕事で忙しくしている、あるいは精神的に余裕のないタイミングでは、結婚どころではないかもしれません。早まることなく、「今プロポーズすべきなのか?」を落ち着いて考えましょう。
反対に、恋人が結婚を望んでいるにも関わらずずるずると同棲を続けた結果、関係が悪化してしまう可能性もあります。もしあなたにプロポーズを先延ばしにしたい理由があるのであれば、うやむやにするのではなく落ち着いて話し合いましょう。
いずれの場合も2人でよく話し合った上で、最適なプロポーズのタイミングを見極めてください。
実際にプロポーズをすると決めたときに意識したいのが、プロポーズに生活感を出しすぎないことです。
特に注意したいのが「いつもの自宅でささやかなプロポーズをしたい」と考えている場合。
あまりにも生活感があると、「思っていたのと違った」「真剣さが感じられない」と恋人にガッカリされてしまう可能性があります。
寝間着ではなく私服に着替え、ヘアスタイルを整えて「きちんと感」を演出しましょう。プロポーズ演出も決して気を抜かず、真剣な気持ちでプロポーズに挑んでください。
実際にプロポーズを結構するのであれば、準備はスケジュールに余裕を持って進めましょう。
特に婚約指輪は、注文から納品まで時間がかかります。既製品の場合は2週間〜1か月程度、フルオーダーに至っては2〜3か月程度を要するのが一般的です。「婚約指輪の準備が間に合わない」と直前で慌てることがないよう、プロポーズ日から逆算して準備をはじめましょう。
また、クリスマスなどのイベント日でプロポーズを予定している場合、人気のレストランやホテルは予約が取りにくい場合があります。プロポーズ日を決めたら、プロポーズ場所はすぐにでも押さえておきましょう。
以上、同棲中の恋人へのプロポーズのベストタイミングや、成功のポイントについて解説しました。
同棲中の恋人へのプロポーズは、タイミングが大事。タイミングを逃してずるずると同棲を続けた結果、マンネリ化によって破局してしまうケースも珍しくありません。本記事を参考に2人にとってベストのタイミングを見極め、プロポーズは大成功させましょう。
プロポーズのポイントは、いつもと違った特別感を演出すること。自宅などのリラックスできるプロポーズ場所であっても、生活感を出しすぎないことが大切です。
皆さんのプロポーズがうまくいくことを、応援しています。