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プロポーズから入籍までの期間は?すべきことなどを解説

2024.09.30 TOPICS

幸せな瞬間であり、一生忘れられない瞬間であるのがプロポーズです。ただ、プロポーズはゴールではなく、入籍に向けたスタートです。

ただ、プロポーズから入籍までにどの程度の期間があるのか、何をやっておくべきなのか分からない方も多いでしょう。そこで、この記事ではプロポーズから入籍までの平均期間ややるべきことなどを解説します。

最後には、実は気になっている方が多い疑問点をQ&Aで紹介もしているので、ぜひ参考にしてください。

プロポーズから入籍の期間は平均3ヶ月~1年

プロポーズから実際の入籍までの期間(新婚期間)は人それぞれですが、大体は3ヶ月〜1年が多いです。ただ、先程も触れましたが、プロポーズはゴールではなく、スタートです。

プロポーズから入籍までには両家挨拶や結婚指輪の予約、結婚式の有無など決めること・やることは多いです。仕事などがあり、ゆっくりと進めたい場合は1年〜1年半程度、長めの時間を確保しておくとよいでしょう。

入籍までにお互いの実家への挨拶は特にやっておくべきことです。しかし、どちらか実家が遠かったり、両親も働いていたりすると予定を合わせるのが難しい場合もあります。プロポーズから最低でも2〜3ヶ月は入籍には時間がかかると思っておきましょう。

プロポーズから入籍までの婚約期間に決まりはありません。仕事やそれぞれの事情を考慮して、慌てずしっかりと話し合って進めていきましょう。

プロポーズから入籍までが長い場合と短い場合のメリット・デメリット

プロポーズから入籍までの期間に制限はありませんが、この期間が長い場合と短い場合にはそれぞれメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
プロポーズから入籍までが長い・入籍の準備がゆっくりと進められる
・独身の間にやっておきたいことができる
・新生活に向けた貯金ができる
・妥協しない新生活を始められる
・気持ちが冷めたり不安になったりするマリッジブルーになりやすい
・入籍準備中のケンカなので結婚を考え直してしまう
・時間があると思いだらだらと過ごしてしまう
プロポーズから入籍までが短い・プロポーズしてもらった幸福感のまま入籍できる
・マリッジブルーになりにくい
・慌ただしい中で入籍準備を進めることになる
・忙しさからケンカ増えてしまう可能性がある
・新生活への貯金をする時間がない
・新生活などに多少の妥協が必要になる場合がある

プロポーズから入籍の期間が長くても短くても、メリット・デメリットがあります。自分たちだけではなく、親の仕事や私生活も踏まえたうえで入籍までの期間を決めるようにしましょう。

プロポーズから入籍までにやっておくべきつのこと

プロポーズから入籍までにやっておくべきことはたくさんあり、「実際に何をするか」はカップルによってさまざまです。ここでは、多くの方が入籍までにやっていたり、円満な結婚生活を迎えるためにやっておいた方がいいことに絞って紹介します。

両家への挨拶

プロポーズもあとに、まず行うのは両家への挨拶です。

基本的には親の予定を聞き、こちら側が親の予定に合わせるように挨拶の日程を決めましょう。プロポーズ前から面識がある場合でも、1つのけじめ・区切りとして両家への挨拶は改めてきちんと行っておきましょう。

結婚は当人同士だけではなく家同士のことでもあるため、挨拶もなく入籍してしまうと「非常識」と思われてしまう可能性もあります。そうなると、入籍後の関係に亀裂が入ってしまうため、必ず行ってください。

ただ、なんらかの事情があり、結婚報告をした際に親から「挨拶はいらない」といわれた場合は無理に挨拶に行くのは逆効果です。両家への挨拶に関しては親の意見を尊重するとよいでしょう。

結納・両家顔合わせの食事会

最近は、結納を行わない代わりに両家顔合わせの食事をする場合が多いです。結納の有無に関しては、必ず両家の親に相談するようにしましょう。

顔合わせ会場は、ホテルやレストランといった個室などで静かに話ができる空間を用意してください。当日ではなく、確実に個室を用意できるように予約は必須です。予約時に両家顔合わせをすることを伝えておくと、部屋の場所などを考慮してもらえることがあるので伝えておくのがおすすめです。

手土産の有無や当日の進行などはあらかじめ決めておきましょう。特に手土産はどちらか一方は用意しているが、どちらかは用意していないといった事態にはならないように注意しましょう。

結婚指輪の購入

結婚指輪は基本的にフルオーダーかセミオーダーになるため、受け取りには数ヶ月かかることもあります。そのため結婚式をする場合は、2〜3ヶ月前には予約をしておくと安心です。

時間に余裕があれば、早めに結婚指輪を購入しておき、結婚式まで大切に保管しておいてもよいでしょう。

周囲への報告

友人や会社への報告は2人でタイミングを合わせて行うとよいでしょう。特に職場への報告は退職や勤務形態の変更を希望する場合は早めにしておくと職場もスムーズに対応できるでしょう。

既に結婚式の日程などが決まっており、参列してほしい方にはこのタイミングで同時に日程の報告などをしておいてもよいかもしれません。

婚姻届けの準備

婚姻届けは役所から貰って記入するだけと思っている方も多いかもしれません。しかし、2名の証人の署名が必要だったり、慣れない書類記入に間違えてしまったりすることが多いです。

婚姻届けは役所で無料でもらえるため、必ず2〜3枚程度余分に貰っておくのがおすすめです。証人の署名で間違える可能性もあるので、実際に提出するよりも余裕をもって婚姻届は用意して記入しておきましょう。

一生に一度!入籍日の決め方

一生に一度のことだからこそ、特別な日に入籍をしたいと入籍日の決め方を迷っている方も多いでしょう。ここでは、おすすめの入籍日の決め方を紹介します。

お日柄の良い日

まずは入籍日だけではなく結婚式などのおめでたい、特別な日を決める際の定番でもあるお日柄が良いとされる日です。普段は気にしなくても、せっかくならお日柄の良い日に入籍をしたいと思う方は多いです。

よく聞く「お日柄の良い日」は、六輝のなかで運気が良いとされている日であり、六輝とは暦に記載されている吉凶を占う暦注の1つになっています。午前と午後で運気が異なり、それぞれの意味は以下の通りです。

六輝午前午後意味
大安・六輝のなかで最も吉日
・結婚式などのお祝い事の際に選ばれることが多い
友引・正午は凶
・お祝い事では「幸せをおすそ分けする」といった意味があるため大安の次に祝い事で選ばれる日
・「凶事に友を引く」といった意味があり、葬式などの弔辞は避ける
先勝・急ぐと良いとされる日で、入籍などをするなら午後より午前がおすすめ
先負・急ぐと良くないとされる日で、入籍などをするなら午前より午後がおすすめ
赤口・鬼が人々を悩ます日とされており、午前午後共に凶
・午の刻(11:00~13:00)は吉なので、入籍するならこの時間がおすすめ
仏滅・六輝のなかで一番凶といわれる日
・お祝い事・勝負事・取り引きなどさまざまなことに向いていない

お日柄で入籍日を決めたい方はぜひ、参考にしてください。

2人の記念日

こちらも入籍日の定番です。

付き合い始めた日やどちらかの誕生日などの記念日と入籍日に合わせることが多いです。

語呂合わせで覚えやすい日

ぞろ目やどちらかの名前、名字を数字にした日など語呂合わせで覚えやすい日を選ぶ方も多いです。頭に残りやすく、2人だけのオリジナリティーあふれる記念日になるでしょう。

例えば女性側の名前が「みく」であれば「3(み)月9(く)日」、2人の名字が「伊藤」であれば「1(い)月10(とう)日」などがあります。2人で自由に決めてみましょう。

日付固定の祝日

祝日のなかには勤労感謝の日やこどもの日など、毎年必ず休みになる日付固定の祝日があります。祝日が休みの職種であれば、毎年確実に休みになるため1日ゆっくりと入籍記念日を過ごせるでしょう。

日付固定の祝日は以下の通りです。

  • 元日:1月1日
  • 建国記念日:2月11日
  • 昭和の日:4月29日
  • 憲法記念日:5月3日
  • みどりの日:5月4日
  • こどもの日:5月5日
  • 山の日:8月11日
  • 文化の日:11月3日
  • 勤労感謝の日:11月23日

今後も入籍日をゆっくりと過ごしたい場合は、ぜひ日付固定の祝日を入籍日にしてみましょう。

入籍してはいけない日はない

入籍してはいけない日は存在しません。

しかし、土日祝日で役所がしまっているときや役所が開いていない時間に婚姻届を提出する際には注意が必要です。婚姻届の提出自体は役所の休みなどは関係なく、365日24時間可能です。役所が休みのときは臨時窓口などが対応してくれます。

ただ、臨時窓口では婚姻届の記入漏れがないかなど簡単なチェックしかしてもらえません。役所が開いた後に、職員が婚姻届のチェックをし、入念に不備がないかを確認します。

書類に不備がなければ、臨時窓口に提出した日付で婚姻届が受理してもらえるでしょう。ここで、もし婚姻届に不備があった場合は、再提出などが必要になり不備のない婚姻届が提出された日付が婚姻届受理日になります。

婚姻届提出の日付にこだわりたくてその日付けが役所のしまっている時間の場合は事前に書類の不備がないか確認してもらいましょう。役所窓口にお願いすれば事前に書類のチェックのみをしてもらうことが可能です。

入籍日にこだわりたい、役所の開いていない日時に提出する場合は、事前にチェックしてもらい、不備がないことを確認できた書類を提出するのが安心です。

プロポーズから入籍までのQ&A

それでは最後に、実はよくわからないプロポーズから入籍に関するQ&Aを4つ紹介します。プロポーズをされたらまずはこちらを確認しておきましょう。

Q.結婚記念日は入籍日?挙式日?

こちらは、とくに決まりはありません。

実際に夫婦によって結婚記念日が入籍日である場合と挙式日である場合で分かれています。ある結婚情報サイトのアンケートによると、入籍日が6割、挙式日が3割、残り1割は入籍日と挙式日が同じとなっています。

入籍日を結婚記念日とする夫婦が多い理由としては、「婚姻届の提出・受理を持って法律上正式な夫婦となる」ためです。また、最近は結婚式をせず入籍のみで済ませる夫婦がいる点も入籍日を結婚記念日としている場合が多い理由の1つです。

Q.プロポーズ後すぐに婚姻届を提出してもいい?

プロポーズ後すぐに婚姻届を提出しても問題ありません。

しかし、結婚は当人同士だけではなく家同士の関係ができることです。親への挨拶もなく婚姻届を提出することを嫌がる親は多いです。

親の挨拶や許しもなく、勝手に婚姻届を提出することは不誠実だと思われてしまう可能性があるので、両親への確認は必ず行いましょう。親からの承諾があれば、プロポーズされたその日に婚姻届を出しても大丈夫です。

Q.結婚式は入籍前?入籍後?どちらが多い?

結婚式は入籍後に挙げるカップルの方が多く、約8割にのぼります。

結婚式を入籍後にする理由として多かったのは、「プロポーズから入籍までやることが多くて結婚式準備まで手が回らない」ためです。プロポーズから入籍までは1年程度で、両家への顔合わせや新居の決定・引っ越し、入籍後は名字を変えた方は名義変更などやることが多いです。

これらを日常生活を送りながら、仕事をしながらではかなり余裕がありません。結婚式にこだわりたい、準備に時間をかけたい方こそ入籍後の結婚式がおすすめです。

Q.結婚の挨拶は男性側から?女性側から?

結婚の挨拶は基本的に、女性側の両親の元へ行くのが先です。

これは、昔から残る日本の習慣として男性が女性を「お嫁に貰う」といった考え方があるためです。そのため、男性が女性側の親に先に挨拶に行くのがマナーとされています。

現在は「お嫁に貰う」といった言葉が好まれない傾向にありますが、女性側の両親へ先に挨拶に行くのが無難でしょう。

ただ、絶対的なルールではなく、女性側の実家が遠い・どうしても予定が合わないなどがあれば事情を説明し、臨機応変な対応をしてもかまいません。

プロポーズから入籍までまとめ

今回はプロポーズから入籍までの平均期間ややるべきことなどを解説しました。プロポーズから入籍までの期間は平均3ヶ月〜1年程度です。

プロポーズから入籍までには両家の挨拶や結婚指輪の準備、婚姻届の準備などやるべきことがたくさんあります。仕事などが忙しく、ゆっくり時間を取りたい場合は1年〜1年半程度の時間を確保しておくとよいでしょう。

入籍してはいけない日はありません。お日柄の良い日や2人の記念日など婚姻届を提出する日は2人で自由に話し合ってきましょう。

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