トピックス

トピックス TOPICS

  • TOP
  • トピックス
  • 同棲はいつから始めるのが良い?結婚前にするメリット・デメリット

同棲はいつから始めるのが良い?結婚前にするメリット・デメリット

2023.10.23 TOPICS

「同棲したいけど、結婚前に一緒に住むって良いのかな?」 

「同棲してパートナーとうまくいかなかったらどうしよう…」

結婚前の同棲についてはいつの時代も賛否両論の声があり、その開始時期や同棲するべきか否かを迷う方が多いでしょう。

実際、同棲には様々なメリットやデメリットがあり、そのタイミングや注意すべきポイントがあります。

この記事では、同棲についてのベストなタイミングから注意すべきポイント、メリット・デメリット、そして成功するための鍵について詳しく掘り下げていきます。

同棲を決めるタイミングはいつがベスト?

同棲を始めるタイミングをいつにするべきか迷った時に、留意するべき4つのポイントをお伝えします。

ご自身の立場で考えて、以下を参考にしてみてください。

関係が安定しているとき

同棲を始めるタイミングは、カップルの関係が安定してきた時がベストです。

付き合って間もない段階で同棲を始めてしまうと、お互いのプライバシーを尊重できなかったり、ルールを設けることが難しかったりする場合があります。

一定の期間、お付き合いをしてお互いの性格や価値観を理解した関係であれば、同棲生活でも自分の意見を主張できますし、都度適切な話し合いがしやすくなります。

一人暮らしの家賃が負担になっているとき

お互いが一人暮らしの場合は、同棲することで経済的なメリットを得られます。

それぞれが別で生活しているとどうしても家賃や生活費が負担となってしまい、結婚に向けた貯蓄が計画的に進まないことがあります。

家計を共有することで、お互いの生活費が軽減できて結婚へのステップが進みやすくなるでしょう。

周囲の理解が得られたとき

結婚前に同棲する時には家族の理解が重要です。

特に両家の親にとっては、子どもが同棲を始めることは大きな出来事であるため、両親が同棲に賛成しているかどうかを事前に確認しておきましょう。

また懸念事項がある場合は、何が問題なのかを率直に話し合いましょう。

これは、その後の信頼関係を築く上で非常に重要です。

話し合いをしておくことで、将来の結婚に向けてのサポートも得やすくなります。

結婚を意識し始めたとき

同棲は実際の結婚生活に備えて、お互いの生活習慣や価値観を理解し合える絶好のチャンスです。

また、二人が将来の結婚を意識して前に進むための大事なステップとも考えることができます。

日常生活でのコミュニケーションやトラブル解決、生活費の管理など、結婚後に必要なスキルが磨かれるので、同棲はお互いの強みや課題を発見できる良い機会となるでしょう。

同棲をするときに注意するべきポイント

同棲を始める際、以下のポイントに留意することが大切です。

生活費や家事の分担

生活費や家事の分担については事前にルールを作っておくと、同棲中のけんかを未然に防げるでしょう。

お金や家事のことでトラブルが生じないよう、事前に話し合っておきます。

特にお金のことについては、曖昧にせずどちらが何を負担するのか、もしくは全く折半するのかなど、一方が不満を感じることのないようにルール決めするのが大切です。

家事の分担についても、得意なこと不得意なことを踏まえてお互いが納得できるように分担の割合を話し合うようにしましょう。

ルール決め

同棲生活を円滑に進める上でルールの設定はしておいた方が良いでしょう。

ただしあまりにも多すぎると二人の生活が窮屈なものになってしまうため、必要最低限にとどめておくことも大切です。

同棲生活におけるルール決めておくことで、無駄な争いをせずに済みます。

  • どの部屋を誰が使用するか
  • 家事や買い物の分担
  • プライバシーの確保

これらのルールを明確にすることで、お互いの日常生活が円滑に進み、ストレスを軽減できます。

プライバシーの確保

同棲生活でお互いのプライバシーを尊重することはとても重要です。

プライベートな空間や時間を持つことは、二人の健全な関係を保つための秘訣と言えます。

プライベートな時間というのは、何も家の中だけのことではありません。

お互いに個別の趣味や友人との時間を確保することも大事です。

同棲や結婚したからと言って、相手を過度に束縛してしまうと二人の関係性が行き詰まる原因となってしまいます。

結婚前に同棲するメリット

同棲には結婚前に得られる多くのメリットがあります。

詳しく解説していきます。

お互いの性格と生活スタイルを理解できる

日常生活を共にする中で、相手の好み、癖、価値観、意思決定の方法などが見えてきます。

例えば、朝型か夜型か、片付けのスタイル、家事の好み、貯金の習慣、趣味や嗜好など、細かな側面は付き合っているだけではわからない部分です。

結婚後の生活をスムーズにスタートするためにも事前にお互いの性格と生活スタイルを知っておくことは有益です。

また、性格の違いや意見の不一致などが浮き彫りになることもあるでしょう。

これについてはネガティブに捉える必要は全くありません。

誰でも意見の対立や価値観の違いがあるのは当たり前のことですし、コミュニケーションと協力によって克服できます。

同棲することで、問題解決のスキルを磨き、お互いが建設的な方法で対話し、調和を取る方法を見つけられるようになります。

経済的な余裕

共同生活にすることで、生活費の共有や家賃の削減など、経済的な余裕が生まれます。

結婚式や新婚旅行には資金が必要です。

一生に一度の特別なイベントですので資金が足りないことで自分たちのやりたいことを諦める…なんてことのないようにしたいもの。

余裕を持って予算の計画ができることは、同棲のメリットです。

結婚式や新婚旅行を行う予定のないカップルでも、経済的な余裕があるということは、結婚後の生活の夢や目標を達成しやすくなります。

経済的な余裕があると、安心して結婚生活をスタートさせられるでしょう。

結婚生活への準備

二人での生活に早めに慣れておくことで、結婚後の生活をスムーズ始められます。

結婚は想像以上に二人を取り巻く環境が変わるもので、慣れない生活にプレッシャーを感じてしまうことも。

生活のリズムが崩れてしまうこともあるので、前もって一緒に生活していると少しは軽減できるはずですです。

また、同棲を通じて二人の将来についての計画を立てやすくなります。

家計の管理や家事分担、子供の教育など、付き合っている時には意識したことのないようなテーマについて話し合う機会もあるでしょう。

このように同棲はさまざまな面で、円滑なパートナーシップを築くのに役立ちます。

信頼度が高まる

同棲を通じて、日常生活でお互いに対する信頼が徐々に固まってきます。

同棲して生活を共にすると、思わぬトラブルに見舞われることもあるでしょう。

二人で協力して困難を乗り越えることで、お互いの信頼を高められますし、絆はより強固になるはずです。

お互いが信頼し合える関係性が築けているということは、結婚に向けての大きな安心材料です。

結婚前に同棲するデメリット

一方で、結婚前の同棲にはデメリットも存在します。

結婚に向けたステップが遅れてしまう

同棲を開始すると、結婚に向けたステップが遅れることがあります。

同棲そのものが快適で安定していると、「このままでいいか。」と結婚のプランが後回しになりがちです。

二人が結婚を見据えて、同棲したのであれば、同棲生活の期限を決めて計画を立てることが重要です。

争いごとが増える

同じ居住空間で暮らすことで、些細なことでけんかが増えるカップルが多いです。

なぜなら付き合っている時とは違い、生活を共にするわけですから遠慮がなくなってしまい、感情をぶつけ合うからです。

多くの場合は、コミュニケーションの不足が原因です。

争いごとが起きた時は、冷静になったタイミングで話し合う時間を設けましょう。

どのように対処すればお互いがストレスを感じないかを探り合うことも大切です。

お別れしたときの手続きが複雑

同棲生活が続いた後、別れる場合はさまざまな手続きが必要となります。

これらの手続きは、感情的な負担を伴うだけでなく同棲のために購入した家具や家電を誰が持っていくのか、について話し合う必要があります。

また、同棲するために賃貸物件を契約した場合はその解約手続きも行わなければならず、それらの過程はとてもストレスがかかります。

プライベートな空間と時間がなくなる

お互いが同じ場所で生活するためプライベートな空間が制限されることがあります。

一人の時間を大切にしたい人にとっては、個人的な時間や考えごとをする時間が減ってしまいストレスを感じることも。

同棲前は、自分の好きな時間に食事をして、趣味にお金を費やして、と自由な生活スタイルでいられますが、同棲が始まるとそうもいかなくなります。

同棲を始めるきっかけとして、結婚に向けての資金を貯めることが目的である人も多いはずです。

そのため、以前のように自分の趣味を追求するためにお金を使ったり、時間を費やしたりすることが難しくなることもあるでしょう。

同棲を成功させる鍵とは

同棲を成功させるためには、どんなことを意識しておくと良いのでしょうか。

以下のポイントをチェックしておくと役立つはずです。

期限を決める

同棲を始める際は結婚へ向けた期限を設定することで、お互いが未来を見据えてポジティブな気持ちで過ごせます。

期限を設けることは、将来の結婚への展望が明確になり、計画的に準備を進めることができるでしょう。

ダラダラと同棲生活を続けてしまうのは、二人のことを応援してくれている周囲の人たちに対してもあまり良い印象を与えません。

トラブルが起きたときの対処法を決めておく

同棲生活ではトラブルが起きてけんかになってしまうことがあります。

その際、どのように対処するかを事前に話し合っておくことは重要です。

例えば、

  • けんかしてしまった時には一旦頭を冷やす時間を置いてから話し合いをするようにする
  • 何に対して不満があるのか、きちんと言葉で伝える

などです。

また、トラブルの原因になりそうな事柄は前もってルールを決めておくことも同棲生活をスムーズに進めるコツです。

  • 家事分担についてのルールを決める
  • それぞれが外食する時の連絡時間
  • お金の使い方や貯金額の設定
  • 一人になれる時間を設ける

面倒だな、と思われるかもしれませんが後々揉めてしまった方が厄介ですのでお互いが気持ちよく生活するためには必要最低限のルール決めは有効です。

プライバシーを尊重する

好きな相手と一緒に生活ができるということはとても幸せなことです。

一方で好きだからといって、いつも一緒に過ごしていると息苦しくなる時があるでしょう。

同棲生活でもお互いのプライバシーを尊重することはとても大切です。

そのためにプライベートな空間や時間を持つことは、健全な関係を保つために必要だと考えます。

休日は、たまにはそれぞれの友人と出かけたり、一人で映画を見たりして意識的に別々の時間を過ごすのも良いでしょう。

お互いのプライベートが充実している方が、人としても成長できるはずです。

コミュニケーションの重要性

健全な同棲生活を築くためには、感情や考えをオープンに共有することが不可欠です。

何か気になることや不安があれば、それを隠さずに話すことで、お互いの理解が深まり、誤解を防ぎます。

たとえば、一方が仕事でストレスを感じている場合はそれをパートナーに伝えるべきでしょう。

理由もわからずにイライラしている相手の様子を見るのは逆にパートナーにとってストレスになります。

お互いの心情を伝えることで、共感できますし、また協力して解決する道を見つけることができるかもしれません。

お互いのスケジュールを共有しておくことも大切です。

仕事が忙しく日常的にコミュニケーションの時間を取るのが難しい場合は、スケジュール管理のアプリを共有しておくと良いでしょう。

約束事を忘れてしまっていた!というトラブルを未然に防げます。

積極的なコミュニケーションを意識することは、良好な同棲生活を築く手助けとなります。

まとめ

同棲は結婚前にお互いを知り、関係を深める貴重な経験です。

デメリットもいくつか解説しましたが、最後の章の「同棲を成功させる鍵とは」のポイントをしっかりと抑えておけば乗り越えられることが多いです。

最終的に同棲を結婚前のステップとして検討するかどうかは、それぞれのカップルによって異なります。

重要なのは、お互いの希望や価値観を明確にして、コミュニケーションを大切にすることです。

準備が整ったカップルにとっては、結婚生活に向けた貴重な体験と成長の機会となります。

お互いの幸せな未来に向けての一歩として、同棲は素晴らしい選択肢となるのでこの記事をきっかけに二人で話し合ってみてください。

RETURN