一世一代のプロポーズは、しっかりと段取りを整えて大成功させたいですよね。とはいえ、「プロポーズのやり方がわからない」「プロポーズ前にどんな準備をしたらいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プロポーズのやり方について徹底解説します!準備から当日まで、気をつけるべきことを詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは準備から当日までの、プロポーズのやり方や流れについて解説します。
プロポーズ準備は、次の手順で行うのが一般的です。それぞれ気をつけるべきポイントがありますので、注意しましょう。
まずは、プロポーズのプランをざっくりと決めましょう。
「おしゃれな高級レストランで、ロマンチックなプロポーズをしたい」「気張らない、自分達らしいプロポーズがいい」など、大まかで構いません。自分だけではなく、パートナーの性格や好みも考慮して、どのようなプロポーズを演出するかを考えます。
なんとなくで構いませんのでプロポーズのイメージを醸成しておくと、プロポーズの具体的な時期や場所をスムーズに決められますよ。
続いて、プロポーズの時期を決めます。正確な日時を決める前に、まずはいつごろまでにプロポーズをしたいかを考えましょう。
たとえば、ロマンチックなプロポーズをしたいのであれば「イルミネーションがきれいな冬」が候補としてあがりそうですね。季節関係なく、パートナーの誕生日やふたりの記念日を狙うのもおすすめです。
ただし、パートナーの転職活動期間など、精神的に余裕のない時期は避けた方がいいでしょう。ふたりのライフプランや演出したいプロポーズプランによって、時期を決めてください。
プロポーズの大まかな時期を決めたら、具体的な日にちを決めましょう。
クリスマスなどのイベント日やふたりの記念日に加え、イベントが特にない「なんでもない日」も人気を集めています。プロポーズらしい特別感を演出するならイベント日、日常感を出したい場合やサプライズ演出をしたい場合はなんでもない日を選ぶのがおすすめです。
そのほかにも11月22日(いい夫婦の日)など、語呂合わせでプロポーズ日を決める方もいます。
続いて、プロポーズ場所を選びましょう。
プロポーズ場所は、高級レストランやホテルのスイートルームなどロマンチックな空間から、自宅や公園などのカジュアルな場所まで、さまざまです。最初にざっくりと決めたプランをもとに、「どの場所であれば理想のプロポーズを演出できそうか」を考えてみましょう。
場所によっては予約が必要、あるいはドレスコードが指定されている場合もありますので、あわせて確認してください。
続いて、婚約指輪やプレゼントを選びましょう。婚約指輪は、プロポーズ前に用意しておくパターンもあれば、プロポーズ後にふたりで買いに行くパターンもあります。どちらがよいかをふたりで話し合いましょう。
婚約指輪は、既製品であっても注文から納品まで1〜2か月ほどかかります。フルオーダーの指輪ですと半年程度かかる場合もありますので、プロポーズ日までに余裕を持って用意しておきましょう。
プロポーズで婚約指輪を渡さない場合は、代わりにプレゼントを贈るのが一般的です。たとえば花束や時計、ネックレスなどのアクセサリーがよいでしょう。こちらもプロポーズ日までに前もって用意しておきましょう。
婚約指輪などの準備が整ったら、次はプロポーズの言葉を考えます。
プロポーズで大切なのは、「結婚したい」というあなたの気持ちを真っすぐ伝えることです。気張らず、かっこつけすぎず、あなたらしい言葉で愛を伝えましょう。
すべての準備を整えたら、予定通りにプロポーズを行いましょう。
プラン通りの場所に出向き、あなたの口から結婚の意思を伝えます。婚約指輪やプレゼントも、言葉を伝えるタイミングで渡すのがベストです。「結婚したい」という正直な気持ちをパートナーに届ければ、きっと前向きな返事を得られるはずですよ。
続いて、プロポーズの時期を決めるポイントについて解説します。
まずは、相手に結婚願望があるかどうかを確かめましょう。
いくら完璧なプロポーズプランを練ったとしても、相手に結婚願望がなければいい返事はもらえないでしょう。「結婚したい」というあなたの一方的な気持ちが先走っていないか、よく確認する必要があります。
普段の何気ない会話の中で、パートナーの結婚願望を探ってみましょう。結婚の話題を出してパートナーの反応をみるのがおすすめです。
プロポーズは、お互い精神的に余裕のあるタイミングに決行しましょう。
たとえば、パートナーが何か悩みや不安を抱えている場合、プロポーズを受けたとしても結婚どころではないかもしれません。たとえば新しい仕事をはじめたばかりのタイミングですと、「今は結婚より仕事に集中したい」とプロポーズを断られてしまう可能性があります。
仕事やプライベートが落ち着いて、精神的に余裕があるタイミングのほうが、結婚を前向きに考えられるでしょう。相手から、プロポーズに対するいい返事をもらえる可能性が高まりますよ。
続いて、おすすめのプロポーズ日をピックアップしました。
ふたりの記念日は、プロポーズ日の中でも王道とも言える日です。
「付き合って3年」などふたりにとって節目のタイミングでのプロポーズは、とてもロマンチックですよね。「二人が付き合いはじめた場所」「初デートの場所」など、記念日にあった場所を選ぶのがおすすめです。
パートナーの誕生日も、プロポーズにぴったりです。パートナーにとって一生忘れられない、最高の誕生日になるでしょう。
また、昨年までと同じようにパートナーの誕生日を祝って終わりと見せかけた、サプライズを仕掛けることも可能です。高級レストランやホテルに連れて行っても、サプライズだとバレにくいというメリットもあります。
冬のイベントの代表格ともいえるクリスマス・クリスマスイブは、ロマンチックなプロポーズにぴったりです。キラキラとしたイルミネーションも楽しめる、特別感あふれるプロポーズになるでしょう。
聖なる夜でおなじみのクリスマスイブにホテルでプロポーズし、そのまま一緒に一夜を過ごすのもおすすめです。
「意外性がある!』と密かに人気を集めているのが、なんでもない日のプロポーズです。
「普段通りにデートしていたら、突然プロポーズされた!」というように、サプライズのプロポーズを仕掛けたいときにおすすめですよ。自宅など、いつも生活している場所でのプロポーズにもぴったりです。
プロポーズが無事成功すれば、なんでもない日がふたりにとっての新たな記念日になりますよ。
続いて、おすすめのプロポーズ場所を紹介します。
プロポーズらしいロマンチックな雰囲気を演出するのであれば、高級レストランやホテルなどのフォーマルな場所がおすすめです。
レストランでプロポーズの言葉を載せたプレートを渡したり、レストランで食事を楽しんだ後、ホテルのスイートルームでプロポーズをしたりといった、恋愛ドラマさながらのプロポーズを演出できます。婚約指輪やバラの花束など、プロポーズで王道のプレゼントを渡せるとなおすてきですよ。
なお、このようなフォーマルな場所ではドレスコードが設けられている場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
ロマンチックな雰囲気を演出したいけれど、高級レストランやホテルは気が引けるという方は、夜景スポットがおすすめです。
街を一望できるタワーや、夏であれば夕方から夜にかけた浜辺もすてきですよ。プロポーズらしい特別感がありつつ、カジュアルで落ち着いた雰囲気もある点が魅力的です。服装も、気張らずカジュアルなチノパンやジャケットでOKです。
屋外の場合は、気温対策も忘れずに。夏場であっても夜は冷え込むことがありますので、羽織を一枚持っておくと安心ですよ。
密かに人気を集めているのが、自宅でのプロポーズ。
「ふたりだけの空間を楽しめる」「普段通りの自分たちらしいプロポーズができる」など、メリットがもりだくさんです。指輪やプレゼントを隠しやすいため、サプライズプロポーズにもぴったりですよ。
なお、自宅であっても服装には最低限気を遣いましょう。部屋着ではなく私服に着替え、寝癖のついた髪はしっかりと整えてください。
プロポーズで婚約指輪を渡す場合は、次のポイントに気をつけましょう。
まずは、パートナーが好む婚約指輪をリサーチしてください。
あなたがいいと思ったものでも、パートナーが気に入ってくれるとは限りません。どのようなデザインがいいか、ブランドの希望はあるかなどを事前にリサーチしましょう。
ただし、一気にいろいろと聞いてしまうと、パートナーに「もうすぐプロポーズされる?」と勘付かれてしまう可能性があります。もしサプライズのプロポーズを検討している場合は、時間を置き、複数回に分けてさりげなく希望を聞き出してみましょう。
続いて、パートナーの指のサイズを調べます。
婚約指輪は、既製品であってもリングのサイズを調節してもらうことができます。ひとりで購入する場合は、事前にパートナーの薬指のサイズを調べておきましょう。普段パートナーがアクセサリーとして使用している指輪のサイズを参考にする、あるいはパートナーが寝ている間に指のサイズを測るなどの方法がおすすめです。
なお、婚約指輪は購入した後でもサイズを調整してもらえる場合があります。万が一サイズが合わなかった場合は、改めてサイズを確認して購入店舗で調節してもらいましょう。
続いて、おすすめのプロポーズの言葉をピックアップしました。
プロポーズの王道ともいえる言葉で、「結婚したい」という気持ちをシンプルに伝えることができます。
回りくどい言葉ですと相手にプロポーズの意志が伝わらない場合があります。無理にカッコつけず、このようなシンプルな言葉で愛を伝えるのが、プロポーズ成功の秘訣ですよ。
単なるカップルから家族になる覚悟を感じる、すてきなプロポーズの言葉です。
婚約・結婚をするのであれば、一生を共にするという責任を持たなければなりません。「家族になってください」という将来を見据えたワードで、「この先のことをしっかりと考えてくれているんだ」とパートナーに安心してもらえるでしょう。
この先もずっとそばにいてくれるのだという強い気持ちが感じられる、プロポーズの言葉です。
結婚生活は楽しいことばかりではなく、大変なこともあります。ですが、このような言葉をかけてもらえると、パートナーに「この人となら安心して結婚できる」と思ってもらえるはずです。
以上、プロポーズの準備・やり方について解説しました。
プロポーズ成功の秘訣は、事前準備をしっかりと行うことです。当日に焦ることがないよう、余裕を持って行動しておきましょう。特に婚約指輪の準備やプロポーズ場所の予約については、プロポーズ日から逆算して数か月前から行動を起こしておくのがおすすめです。
時間に余裕を持って準備できれば、本番は焦らずしっかりとパートナーに愛を伝えられるでしょう。あなたのプロポーズは、きっとうまくいくはずです。